鹿児島県曽於市は「ふるさと納税」の百六十四種で十五億円を目指す
2017.09.11 00:05
【社会報道】 鹿児島・曽於(市長:五位塚剛)は昨年度の「ふるさと納税」の寄附で十億円を達成した。これは県内で五位、全国で五十三位となった。およそ五万人が寄附をした。同市の予算規模は二百二十億円(平成二十九年度)なので、「ふるさと納税」は五㌫近くを占める。本年度は昨年度比百五十㌫増となる十五億円を目標に掲げる。
二十九年八月三十一には、目標達成と全国的なPRと地域の活性化に努める為、PV「【そおですね体操】曽於市ふるさと納税応援 『そおですね体操:第一』」を公開した。高校時代に在住していた東国原英夫(丁酉)元・宮崎県知事、ガールズユニット「Chu-Z」のメンバ・吉田明加(甲戌)と同市のゆるキャラ・そお星人の三者が同市をPRする体操をしている。公開から十日が過ぎ、再生回数は五万超と悪くない滑り出し。本動画以外にも東国原へのインタビュも同時公開した。
特産品は以下の七コース、計百六十四種に分かれている。
- A(一万円以上);豚しゃぶセット等の九十二種
- B(二万円以上);鹿児島黒牛ロースステーキ等の四十一種
- C(三万円以上);うなぎと焼酎セット等の七種
- D(五万円以上);肉祭りセット等の十三種
- E(十万円以上);たからべきらきら米20Kg等の九種
- F(二十万円以上);報道現在、無し
- プレミア(五十万円以上);鹿児島黒牛・黒豚・ハム等の二種
「ふるさと納税基金」では、ふるさとづくりに関する事業、教育・文化・スポーツの振興に関する事業、少子高齢化・定住対策に関する事業、地場産業の振興に関する事業、福祉・医療に関する事業、環境整備に関する事業に活用する。「ふるさと納税」は二十七年より控除上限額が二倍になった。例えば年収が七百万円ならば、十万円前後が目安となる。また「ワンストップ特例」も設けられている。これは「ふるさと納税」先が五団体以内で且つ確定申告を行わない場合に、納税先へ特例申請書を提出して手続きを簡易ができるもの。
画像引用:ふるさと納税特設サイト/曽於市