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考える会を行いました。

2017.09.10 03:54

9月9日(土)午後7時より、馬屋上コミュニティにて考える会を行いました。

今回の話題は、6月11日の集会以降の活動報告と今後の活動についてでした。会長として7月2日(日)に東京の青梅で行われた「ゴミ弁連総会前日集会」にて、岡山火葬場問題として現地からの報告をさせていただいたこと。8月4日の都市計画審議会のこと、8月22日の控訴審第1回口頭弁論のこと、そして、今行われている岡山市議会での議会質問の様子。

この度の市議会が始まる前に、山陽新聞が「新斎場 本格着手へ」という見出しで、大きく岡山市民版の中で取り上げました。私はこの報道にとても違和感を感じました。まだ議会で何も決定していない、ただ補正予算として火葬場関連の予算が上がったというだけなのに、こんなに大きく「もう進んでいる」という印象を報道するとは・・・しかも、その中に訴訟が起きていること、近隣住民の反対が続いていること、産廃跡地であるということ等には全く触れていないのです。新聞記者って、事実を報道することはもちろんですが、何かしら問題意識をもって取材に取り組んでいるのではないかと思っていただけに、何とも寂しい報道だったので、以前の記者会見でよく話を聞いてくださった同社の記者の方に思わず電話をして、胸の内をお伝えしました。夜遅かったにもかかわらず、しっかりと耳を傾けてくださり、また取材をしてくださるようにお願いしました。

今回の議会では、4名の議員の方々が新斎場について取り上げてくださっています。4名の方が4名独自の切り口で、岡山市に迫ってくださっているのですが、何とも岡山市の答弁の空々しいこと。全く質問に正対していません。考える会の中でもそのことで話題は持ちきり。どうすれば、ごまかしや言い逃れではなく、真っ当な話し合いが行われるのか、全く見えてきません。何のための議会なのか・・・・・。

いつも火葬場について考える会では、一応議事要項はあるのですが、皆さん言いたいことを思いっきり言っていただくので、話はあっちにいったりこっちにいったり、時には脱線したり・・・昨日も午後7時に始まって、皆さんのお話は尽きず、終わってみると午後10時でした。でも、みなさんこうしてストレス発散したり、仲間意識を深めていくことができるのだと、私はいつも嬉しく思っています。

そして、最後はやはり、私たちの弁護団の団長さん、河田弁護士から激励と軌道修正のお話をいただきます。私たちが脱線して、あらぬ方向に行こうとしたときは、「今、みなさんが争っている最も大切な争点は、こういうことですよね」と物事を整理してお話をしてくださり、皆、「ああ、そうだった。がんばろう!」という気持ちにさせていただいています。

私はいつも河田弁護士のお話を聞いている時にはペンが止まりません。一言一言を書き留めようと必死です。そのくらい、河田弁護士のお話は分かりやすくて考えを整理することができます。やっぱり、「弁護士さんってすごい」、といつも思うのです。

何の知識も知恵もない私たち一市民がここまで闘えるのも、良き弁護団の方々と、市民目線の市議会議員の方々のおかげさまと本当に感謝の考える会でした。

次は、9月18日(月)午前10時半から、新斎場建設予定地を見て歩く会です。