中学生デジタルデトックス体験 2017.09.10 11:30 男子中学生4名にデジタルデトックスを体験してもらいましたので、それについて報告します。これは体験した中学生による報告ではなく、体験させた側による報告となります。2017年の某日に都会の男子中学生が2泊3日で田舎を体験するという行事があり、こちらにも男子中学生4名が泊まりました。それは特にデジタルデトックスツアーという名目や意図ではない普通の民泊でした。それを到着早々に何の予告もない状況でいきなり「田舎の民家に来た事になっているんだから」と切り出し「ケータイ、スマホを没収します!」とぶちかましてみました。正直言ってどんな反応があるのか不安もありましたが、強行したのです。すると「田舎の民家に来た事になっているんだから」というセリフに納得したのか、意外にスンナリと3人がガラケーを差し出しました。もちろんワイファイ付きのデジカメなどもNGですが、普通のデジカメを3人が持っていたのはOKとしました。デジタルデトックスではカメラ自体の使用も認めない場合がよく知られているようですが、こちらではその点は除外しました。そして田舎の体験がスタートしてしばらくすると中学生達はテレビがどこにもない事に気づき、落胆した様子でした。これは事前にこちらで撤去してあったのです。それでもその日は夜に外にも出てみたりしたせいか、特に泣き言を言い出す生徒もなく無事に終わりました。2日めの日中はアウトドアの体験をしたり、博物館を見学したりしました。その状況では特にケータイもパソコンもテレビもなくても何ら困りませんでした。さて、夜になり夕食も終えた後で「外に出てみようか?」と提案したところ、生徒達は遂に爆発しました。「テレビが見たいです!」「テレビを出して下さい!」「同じ本をもう何度も読んでしまいました!」「もう飽きました!」「外に出るよりテレビがいいです!」それに対して「テレビがないと不評?」と尋ねると、「不評です!!」と生徒達は口々に言い放ちました。という訳でやむなくデジタルデトックスはそこで打ち切りました。テレビを出してあげると「文明だ~!」と生徒達は大喜びして「モニタリング」という番組に見入っていました。初日の午後3時頃から翌日の夜9時までなので、約30時間でのギブアップとなりました。今回の場合、最初からデジタルデトックスツアーとうたってありませんでしたので、さすがに生徒達も嫌になったようです。他の民家に分かれて泊まっている生徒達が普通にテレビを見させてもらっていた事も伝わっていましたので、尚更でした。それにしても、テレビを朝から見れなくて「情報が欲しい」と言っていた生徒には感心?しましたが、打ち切り後の翌朝は日本テレビ系のZIPを喜んで見ていました。尚、後日感想などの手紙がその4人分届きましたが、その中の1人のは「テレビは出さなくても良かった」と書いてありました。