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石州流茶道教室

三十三、大板、小板の口伝あり

2017.09.10 15:33

大きい敷板を大板、小さい敷板を小板と言う。


大板    四方 九寸五分=約29㎝  

           厚さ 五分=約1.5㎝


小板    四方 八寸五分=約26㎝

           厚さ 五分=約1.5㎝


口伝とは、

大きい風炉には小板を使い

小さい風炉には大板を使う事なり。

いつでも此の心得えなり。


敷板に反りが入った場合は、

上下を裏返して置いてよし。


四畳半では、

小板を前方の畳の縁より八寸(24㎝)

から一尺(30㎝)までのなかで

風炉の格好にあわせて調整する。

少々心持ち前に引いてもよい。


三畳台目の時は、

中柱の内外れより

見返し柱の内外れと板の前外れとを

一文字にすべし。これで前後の格好よし。

勝手脇の壁側の間は、

畳9目から11目で調整する。

脇に寄せてはいけない。

風炉にかまうなり。


脇に自然な半目があれば

一目として置き換えて良し。


水指側の半目は、この対象外とする。

へぎ目が深いほうが前とする。