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【トーマン/フラワートーマン/熱帯魚採集】インドネシア・カリマンタン島・プトゥシバウ近郊ダナウ群2017年8月

2017.08.31 04:28

大増水でしたが,今年も青いフラワートーマン出ました!!


旅行期間 9日間

出会えた魚:トーマン(ジャイアントスネークヘッド)、フラワートーマン(オセレイトスネークヘッド)、ロイヤルトーマン、レプトバルブメラノプテルス、チャンナSP、 ナイフフィッシュ(チタラロピス)、ダトニオ(プラスワン)、 ワラゴレーリー、ハンパラ、グラスキャット(トランスルーセント・アポゴン)、アポロシャーク



Chillの高田です。
2017年8月13日より4名のお客様とカリマンタンの
ジャングルフィッシングツアーへ行ってまいりました。

その模様を皆様にお伝えいたします!

※ツアーページはこちら!


今回ご参加いただいた皆様と現地空港にて合流

ここから旅路のはじまりです。
秘境だけあり少し移動に時間がかかります。

国内線はプロペラ機です。冒険心をくすぐりますね!


車移動を経て、湖へ出ます。
広大な湖は絶景!スピードボートで受ける風が非常に気持ちいいです。


湖を抜けると支流の上流部へ。スピードボートにてホームステイ先の村へ向かいます。

現地村で作戦会議。
イバン族という元首狩り族の村でお世話になります。

彼らは漁業と狩猟のスペシャリスト。
親切でフレンドリーなので頼りがいがあります。

私、高田はこの村に何年も通い続けているため、村人や近隣の住民皆と友人です。
個人的には帰省にも似た感覚で毎度来村しています。

はじめてご一緒される皆様も安心してホームステイをすることが出来ますよ。

そして翌朝釣り開始です。
2017年は季節外れの大雨が続き、雨季並みの水位。

同コンディションであればマレーシア本島などでは1本さえ絞り出すのが難しいであろう状況。
はたしてどうなるのでしょうか。


やはり大雨の超増水により、タフコンディション。

最盛期では考えられないほど(ちなみにベストな状況だと1日でトーマン30本、フラワートーマン100本ほどでます...)バイト数は少ないですが

それはボルネオ基準の話。

皆様それぞれ工夫を凝らして魚をキャッチされていました。


結果から申し上げますと3日半の実釣でグループの総釣果

トーマンが10数本、フラワートーマン100本ほどです。

水が引き切った状態と比べると激シブですが、
魚影が他のアジアより格段に濃いため、魚に出会うことが出来ます。

何年も通い続けてる私自身、過去一番苦戦したコンディションでしたが
ある意味カリマンタンの底力を改めて感じ取れたツアーだったと思います。



松田様のフラワートーマン。

西田様もいいトーマンをトップで捕獲!


西田様アンモナイトシャッドで!

片山様もフラワートーマンを釣獲!

松田様ミノーにてグッドサイズをゲット!

頭が真っ黒でカッコイイ!ブラックウォーター特有の黒化したトーマンですね。


私高田も半日だけがっつり釣りをしてみました。

今年も出会えたエメラルドグリーンのフラワートーマン。
何度釣ってもため息がでる幸せの青い華です。

そしてこちらもフラワートーマンですが、スーパーブラックカラー。

いままで500匹以上のフラワートーマンを釣りあげていますが、ここまで黒化した個体ははじめて出会いました。フラワートーマンの特徴であるスポットまで黒いのです。
現地の釣り友達も「見たことない!」と感嘆の声を上げる魚でした。


こちらは片山様が釣りあげたフラワートーマン。
よく見ると魚体後方に大きな傷があります。

片山さん曰く、フラワートーマンとのファイト中に大きなトーマンがバイトしてきたとのこと。
この歯形から推測するに、かなり大きいサイズのトーマンですね。。。


湖での昼食は自分たちが釣りあげた魚です。
スネークヘッドは臭みがなく絶品!


暑い日中は湖に飛び込むと爽快です!


また夜は現地漁師の銛突き漁にも同行しました。
暗闇の中、わずかな明かりを頼りに魚を付いていく現地漁師の狩猟能力の高さには毎度圧倒されます。


この魚はワラゴレイリー。
湖の間の水路にたくさん生息しています。

腹から尾にかけての色はなんとも言い表せない美しさ。
妖艶な魅力をもつ魚です。



ルアーでも餌釣りでもよく釣れるレプトバルブメラノプテルス。
紅いチークが特徴です。見た目に見合わず引きは強烈。

鱗が非常に美しい魚です。


その他にもたくさんの熱帯魚に出会えました。
増水していると釣りは苦戦しますが、その反面獲れる魚の種類は増えるのです。


ボルネオナイフとして人気の高いチタラロピス


日本のカワアナゴに似てますね。マレーゴビー。


我々チルのイメージキャラクターでもあるクラウンローチ

ロイヤルスネークヘッドは村で飼われていました。
かなり希少なワイルドスネークヘッドです。

そして大人気のダトニオプラスワン。
超美個体に出会えました。

籠仕掛けで捕獲したチャンナSP。厳密にわけていくと何種類かのタイプがこの流域には生息しています。


魚以外の生き物もたくさんいます。
開閉装置がかわいいマレーハコガメ。

開閉の様子はこのページトップに貼ってある動画で見ることが出来ます。


こちらは大きくなると80センチ以上になるイシガメ最大種、ボルネオカワガメです。

つづいてはスッポン。
現地の人も日本人と同じく美味しく食べます。。。

こちらはジャワヤスリヘビ。

すでに絶命しておりましたがその大きさに松田様のテンションは上がっておりました。

名称不明の小さなヘビ。

水面を泳ぐ小魚を上から待ち構えているところです。
この下に泳いできた不幸な小魚はこのヘビの餌食になってしまいます。




季節外れの大増水により苦戦した2017年のカリマンタンでしたが、

終わってみれば沢山の魚や生き物に出会うことのできた旅となりました。


この場所には今後も皆様をご案内する予定です。

このレポートをご覧いただいているあなたのご参加をお待ちしております!


カリマンタンツアーの詳細はこちらからご確認いただけます




追記

今回のツアーの後、私はボルネオ島に残り新しい水域を開拓致しました。
巨大なトーマンやバラマンディの生息地を見つける事ができましたので来年、ご期待ください。