高額療養費制度
2017.09.11 04:14
こんにちは。
今日は、FP田邊がブログを担当いたします。
家族が入院したりと、慌ただしく、
久しぶりのブログとなってしまいました。
今回は公的健康保険の「高額療養費制度」について。
この「高額療養費制度」をご存知の方って、
どのくらいいらっしゃるのでしょうか。
自身や家族が入院したりなど、この制度の対象となって
初めて知る、というケースが多いのではないかと思います。
「高額療養費制度」とは、
医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月で上限額を
超えた場合、その超えた額を支給するという制度です。
上限額は年齢と年収によって決められており、
70歳未満・年収約370万円~約770万円の場合で
上限額は約9万円です。
例えば、会社員で年収500万円の方が病気で1ヶ月入院して、
医療費が100万円かかった場合、
支払う金額は3割負担だから30万円…?
ではなく、87,430円です。
入院時の食事代や個室にした場合の差額ベッド代などは実費ですが、
その他、家族で合算できたり、1年内に複数月該当すると
さらに負担が軽減されるというしくみもあります。
とてもいい制度と思います。
民間の医療保険に加入する際には、
この制度でカバーしきれない負担分を補えると良いですね。
いずれにしても、お金の心配をせずに治療に専念できる保障がある
保険商品を選ぶことが大切だと思います。
そして、定期的な検診、早期発見早期治療が
何よりも大切だなと思っています。
(アメブロに掲載したものですが、当事務所のホームページに再掲しました)