浩代家⑥
ぴーちゃんおはよ。
目が合うと必ずにゃ〜んとお話ししてくれるかわいい男の子。
ぴーちゃんは道端の側溝に入って、血を流して鳴いていたそう。きっと事故にあったのだと思われます。
生存率30パーセントと言われ手術し、無事生還しました。
大怪我しました。
無事生還しました。
なので強運の持ち主です。
怪我のせいかちょっとだけ顎が歪んでます。
お目々が切れ長です。
特徴のある猫っぽくない鳴き声のため、たくさん猫のいるご家庭でも、振り返らずも声でぴーちゃんだとわかります。
アピールポイント満載のぴーちゃん。
こんなところにひよちゃんが。
小柄でスマートな私、木登りもできますよアピール。
このまま網をつたって上へ登って行きました。
意外と野生児。
喧嘩している声が聞こえて行ってみると、梅ちゃんとむぎちゃんでした。
むぎちゃんが降参。
納得いってないけど、梅ちゃん怒ると超めんどくさいから負けといたのよ〜、ってため息。
あの、むぎちゃんお気付きですか、後ろでまだ梅ちゃんが見てますよ。
その梅ちゃん、怒りがおさまらないのかこっちへ突進してきました。
ぷんぷん。
こわいよぅ。
かしこまったグレママ。
今日はギロリン顔じゃないのだね。
なんか女の子らしいお顔〜。かわいい。
グレママのいる場所の上で梅ちゃんとむぎちゃんがケンカしてたから、ここで静かにしてたの?
どんどん保護される子猫たちに、なんの文句も言わず授乳してくれてたシャムママ。
猫タワーの隅っこでくつろぎ中〜。
もう子育てしないからね、しばらくほっといてよね、って言ってました。
まだ若い猫ちゃんで綺麗なお顔立ち。
小さな我が子たちと浩代家に来た時のシャムママは、まだあどけない表情にも見えました。
ですが我が子以外の子どもたちが群がっても嫌がることなく授乳をし、側に来て眠る子を受け入れ包み込むシャムママは、あっという間に母の顔になり。
もっとキャピキャピしたかったろうに、早くにお母ちゃんになってできなかったね。
大丈夫、今からたくさん遊べるぞ。
そのためにはずっとのおうち見つけないとだね。
あらら、小銀ちゃんがビビりながら冒険してました。
どーしよー どこに行けばいいのかなぁー
あれ
もう行き止まりじゃーん
冒険終わっちゃったね。