秋に食べたい!紫芋の栄養価と癒し効果
すっかり涼しい日が続いています。
暑い夏も過ぎ去ってもう季節は秋ですね。
秋と言えばおいしいものがたくさん出回る時期でもあります。
栗や芋など、この時期だからこそ食べたいものはたくさんありますよね。
今回はそんな芋の中でも、特に紫芋のお話です。
紫芋の紫色を形成しているのも、ブルーベリーなどに含まれている有名な色素であるアントシアニンっと同じであること知っていましたか?
【紫芋のむらさき】
むらさき芋とはその名の通り、中身が紫色をしている芋のことです。
通常のさつまいもに見られるような皮の色とは異なり、中身同様紫がかった色をしています。
その色は調理をしても鮮やかに出るので、マフィンやパンケーキなどのお菓子作りだけでなく、スープなどにもよく使用されます。
通常の黄色のさつまいもと並べて食卓に出すことで、より彩りが増し華やかな印象にすることができます。
【紫芋の栄養】
黄色が鮮やかな通常のさつまいもでもその栄養価の高さは有名です。
さつまいもから得られる本来の栄養素は、ビタミンCやEなどのビタミン類、またβカロテン、食物繊維など、女性にうれしい栄養がいっぱいですよね
紫芋はそれに加えてむらさきを形成している色素、アントシアニンのありがたい栄養素も一緒に摂取することができるのです。
アントシアニンとはポリフェノールの一種で、紫色をした食材に多く含まれています。
アントシアニンは目のロドプシンという物質の再合成を助ける役割をしています。
ロドプシンとは網膜にあり、分解され電気信号として脳に送られることによって人は視覚からものの存在を判断できるのです。
人は疲れてくるとこのロドプシンの再生能力が衰えることによって、目が見えにくくなっているのです。
そのため、ロドプシンの合成を助けるアントシアニンを摂取することで目が良くなると言われているのですね。
【カラーセラピーと紫】
カラーセラピーにおいて、紫は感性をするどくし、刺激を受けやすくなる色と言われています。そのため紫にはどことなく神秘的なイメージであったり癒しの効果があるのですね。
そして紫は触覚と関係が深いことも知られています。手を触れることで、癒しの効果があるんですよ。
紫芋のむらさき色で、目に優しくそして癒しの効果を体験してみてはいかがでしょうか?