Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

minirobo tech lab.

ミニロボのサービス化を考えてみた

2017.09.23 22:16

自分はソフトウェア・エンジニアなので、得意な仕事の分野の知識でいろいろと考えてきましたが、ここでもう一つ考えてみたことを書いてみようと思います。

(とても難しくて長いお話です 読み飛ばし可)




世の中はあらゆるものがサービス化されつつあります。

ソフトウェア業界では、ハードウェアやインフラまでもがサービス化されています。(時間課金)

もはや資産を持つことすら必要なく、すべて必要な時に必要なものを必要なだけ借りる(JIT)ことができてしまいます。



そこで、

ミニロボをサービス化したらどうなるのか?!



ミニロボそのものは物理的に存在していることで意味があるので、これをレンタルするという方法もありますが、契約が伴うような事業はちょっと難易度が高いです。

でも、毎月維持費を数百円払ってもらうことで、壊れたら新しい部品が届くようなサービスは案外受け入れられたりして・・・


もしくは、

ミニロボアップデートサービスに加入すると、毎月新しい改造パーツが届くというものもありかもしれません。 冊子に改造の意味や改造の仕方が書いてあって、それを組み込んで次の大会に出るとか、ディアゴスティーニ的なやつになりますね。(ミニロボマガジン創刊)


今回はプラスチックの板!とか、L字のアングル材!とか、材料の付録も面白そうです。(自分だけ?)

それをどうやって使うかはアイデア次第で、冊子にはその応用例があったり、

毎号、素材や機構、設計、製造や流通などミニロボをとりまく様々なテーマを軸に関連する職業の人のインタビューとか仕事の紹介があったり、大人の興味を惹きながら子供にもわかりやすい内容なら需要は・・・あるかな


利益を目的とした事業拡大を目指すサービスではないので、月額定額制にすることで事業基盤を安定させることが必要なのかどうかというところはありますが、科学と学習(古い)のような少年少女が熱中したあのころのように、毎回必ず変化をもたらす何かがあるほうが、いい刺激を与えられるのではないかと思います。


(運営の手間暇は倍増どころではないですが)



慈善事業というわけでもなく、コストとのバランスは常に考える必要があるので、得た利益をどうやってユーザーに還元させるかという仕組みが理解されれば、いまよりもっといいものにできるのではないでしょうか。


似たような事業を知らないのですが、ビジネスモデル特許も視野に入れられる?




さて、ミニロボの何がサービス化されると嬉しいのか?

先ほどのパーツ類はうれしい場合があります。 プラザにはなかなか行くことができない子もいます(発送の手間はちょっと横に置いておいて)

レンタルサービスは値段の割に手間ばかりでですが、親子大会にしか出ないライトユーザーな親向けには参加へのハードルが下がりそうです(自分で作ったミニロボという制約・・・・)

・・・・さすがに手間しかないからこれはないかな・・・・

(受け渡しがミニロボプラザならワンチャンあるか)



どこに注力させるのが良いかを考えて、それ以外の部分がサービス化されていると助かります。

ソフトウェアでは、ハードウェアやネットワーク、開発環境などはすべてサービス化されているので手間がありません。 我々はビジネスロジックを考えることに集中できます。



そう考えると、ミニロボは作ることも操作することも、全部自分で体験することに意味があるので、サービス化されてうれしい事と言えば・・・


・ミニロボプラザ周辺に契約駐車場ができて割安(チケット配布など)

 →行きやすくなる

・充電電池がレンタルできる(プラザや大会で準備されている)

 →手間が減る


他にもたくさんあると思いますが、月額定額制で年間契約(もしくは半年)というスパンで数百円/月を投資できる対価であることが大事なポイントです。


電池は、それはユーザーの責任範囲で管理すべきものだというふうにも考えられるのですが、初心者向けサービスとすれば一定の利用が見込めそうです(利用はジュニアレベルまでとか)


親が喜ぶサービスになっていると、重い腰も軽くなる可能性があります。

(子供のためになる(教育)内容であるとか、自分がハマるとか、、)

定額のための準備はなかなか手間ですが、、ネットバンキング対象なら比較的ハードルは低いと思います。(代行サービスもありますし)



サービス化して失うものもあれば得るものもあります。

できるできないの実現性の話の前に、ビジネスモデルとしてどうあるべきかを先に考えないとコンセプト自体が負債になってしまうのでそう簡単な話ではないですが、一考の余地はある気がします。



手段がたくさんあることはわかっているので、あとはどうやって意思決定していくか、、、

ユーザーに寄り添った、ユーザーが喜ぶ提案ができると嬉しいですね。



教育機関に関連する商売方法はヒントになるのかもしれませんが、商業的な成功を求めない?分野は思った以上にシビアで難しいのかもしれません。