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人生、宇宙、すべての答え

2017.09.11 23:56

空海に『三界の狂人は狂せることを知らず、四生の盲者は盲なることを識らず、生れ生れ生れ生れて生の始めに暗く、死に死に死に死に死んで死の終わりに冥し』という言葉がある。

人は無明の中で生まれ、無明に帰っていく。

はじめから何もなく、ということは、終わりということもない。

なのに人は、さまざまなことに喜び、そして苦しむ。

もともと何もなかったのだから、と考えても、やはり生きている以上は涅槃に到達できない。

だが、それでいい。

Google先生に「人生、宇宙、すべての答え」を問うと数字の42が返ってくる。

生きるとは、本来はそれぐらいシンプルなことなのだろう。

笑いたいときに笑い、泣きたいときに泣く。

お腹が空けば、食物に感謝しそれを食べる。

美しいものに感動する。

情愛も湧く。

欲望に囚われることもあるだろう。

嫉妬、ねたみ、やっかみの感情も湧きあがる。

妄言も吐く。

我先にと、利己的に振る舞うこともまたある。

それが生きることである。

そうして人はやがて、土に還る。

後には何も残らないのだろうか。

否。

あなたはちゃんと生きていた。

それが、すべてである。