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李泰文先生のお話、栄養も楽しみもたっぷり

2017.09.12 08:57

昨日(11日)、9月の勉強会は開かれました。


NHKラジオのハングル講座やいろんな大学で韓国語と韓国文化を教えて素敵な詩を書く詩人でもある李泰文(イテムン)先生が韓国の食文化や韓国社会について民画や昔話、そしてTV番組など様々な資料を使ってわかりやすく説明してくださいました。


特に、韓国語の보릿고개(麦峠;ポリッコゲ)は前年の秋に収穫した食糧が底をつき、その年に蒔いた麦はまだ実っていない5~6月、食糧事情が悪くなる「春の端境期(はざかいき)」のことを意味して、韓国戦争(1950-1953)が終わり、1960年代までそのような現実があり、その時は1日3食どころか1食も食べることができない人が多かったので、誰かに会うと「밥 먹었어요?(ご飯食べましたか?)」という挨拶を交わしたという内容もあって食事会では珍しく麦ごはんをメインに豆もやしやいろんなナムルを入れた特製ビビンパをはじめ、熟したキムチと豚カルビのハーモニーが絶妙なキムチチムなどを食べながら韓国三昧を楽しみました。