G-22 駆け抜ける嵐
皮肉にもティターンズを生んだデラーズ
●毎回、冒頭の画像で誰の言葉を引用しようか悩むのですが、その物語最後のステージとなると尚更に悩ましいです。シナプス艦長やモンシア、デラーズ閣下、シーマ等々、紹介したいキャラクターは山ほどいますが、あえて、最後はコーウェン中将のこの一言を。
●今回の事件の責任を押し付けられる格好でジャブローから拘束、連行されようというその時、軌道を狂わせられたコロニーがその頭上を通過していきます。この時代の連邦の良心ともいうべき彼のセリフには、どんな真意が込められていたのかは分かりませんが、確かに歴史は大きく動きました。この一撃が歴史に生み出したもの、それはティターンズです。
●歪んだアースノイド至上主義を唱え、野心に燃えるジャミトフやバスクたちの謀略に、コーウェンだけでなく、デラーズ・フリートもまた利用されていました。シーマは彼らとの密約で、デラーズの身柄と引き換えに連邦へと下るはずでしたが、状況判断を誤って自らの手でデラーズを殺してしまい、最後はコウのゼロ距離射撃の前に木っ端微塵に・・・。結局、世の中は暗躍した彼らの思惑通りになり、ティターンズの誕生へとつながっていくのですね。そういう意味で『0083』はファーストガンダムとZガンダムのミッシングリングを埋める、重要な作品です。
●最終話の終わり、バスクの耳障りな演説をバックに(そういう意味でもデラーズの演説は美しかった・・・)、ティターンズの制服に身を包み誇らしげなシモンや、運び込まれるジム・クゥエルを嬉しそうに見下ろすモンシアたちの姿は、見る者の心の中に複雑な感情を呼び起こします。エマのようにやがてティターンズの真の姿を知り、その制服を脱いでくれていることを願うばかりです。
◆マップ&初期配置
●3層マップです。1枚目は自軍本拠地のあるマップ。静かなもんですが、下のマップにいるデラーズ・フリートと連邦&シーマ合同部隊のムサイ4隻が本拠地を目指してくる模様なので、防衛必至かもしれません。
●2枚目は緑軍本拠地マップ。前述の4部隊を落としてしまえば、ここは静かかも。ソーラ・システムⅡやコロニーを攻めるなら、ここで態勢を整えて移行するのが良いかもしれないですね。あと、緑軍のガーダーも経験値稼ぎに良いかも。
●最奥の3枚目が激戦区。シーマではありませんが「よりどりみどり」なんて言ってみたくなりますが、ソーラ・システムの一撃を避けながら、どこまで戦えるのか・・・かなり不安です。原作同様、味方がアルビオンだけという壮絶な設定・・・。つくづくジャミトフとバスクが憎たらしい!
◆部隊編成
●前線に突っ込ませることになりそうなニキ隊は、強襲にも耐えうる頑丈な機体を配備しました。まだどういう戦略でいくか決めかねてますが・・・。
●その他の3部隊は育てたい機体を中心にしましたが、ロートル部隊のウッヒ隊にはしょぼい機体しかあてがえず・・・すまん、この激戦を生き抜いておくれ。オッサンたちならできる!
◆ミッションレポート
さすがにコロニー破壊の前にソーラ・システムⅡ破壊は無理だろう
さて、これから出陣ですが、作戦目標のコロニー撃破を目指すならカンタンなようですが、できれば経験値やキャピタルを稼ぎたいところ。そうなると攻略本ごとにプランアプローチが違うので非常に悩ましい!
プランA:ソーラ・システムⅡを撃破し、緑軍を撃破。コロニーを囲んで移動できないようにしつつ、デラーズ軍の母艦を1隻残し撃破してから、コロニーを落とす(アスキー版他)
プランB:あらかじめコロニーのHPを削り、ソーラ・システムⅡでコロニーを破壊させて作戦目標を変更させてから、ゆっくりと敵部隊を料理する(徳間版他)
敵の真っ只中に飛び込んで、果たしてあんな巨大なものを落とすまで、我が部隊は無事なのかどうか・・・それを考えると無難に片方だけ落とすというプランBのほうが良さそう・・・というへっぴり腰の判断でいこうと思います。まあ、ダメならその時だ。
とか言ってたら
コロニーに追いつけずにゲームオーバー・・・(;´・ω・)
どういうことだよ・・・仕方がないから再チャレンジ。
二度目の正直! コロニー破壊に成功セリ!
ニキ隊、ゼノン隊はコロニー捕獲に向け最大戦速で進軍。1枚目のマップではアステロイドベルト帯が邪魔なので、2枚目のマップを行くほうが早そう。コロニーの移動ポイントに先回りし部隊を展開しておいて、次ターンで3枚目のマップに移行すると同時にコロニーを攻撃。次ターンに緑軍のソーラ・システムⅡ照射で落としてもらうために、出来るだけHPを削っておきます。その間、ひしめき合う赤・緑の敵ユニットからの攻撃に耐えないといけないのですが、連中は我が部隊そっちのけで潰し合ってくれているので、なんとかなりそうです。
4ターン目、盛大に照射されたソーラ・システムⅡでコロニー破壊。これによって作戦目的が敵の殲滅に変更されます。ここからが本番!
本拠地を攻めてくる部隊を片付ける。コウたちも呼んで一石二鳥!
コロニー破壊にニキ隊、ゼノン隊が全力をあげている頃、レイチェル隊、ウッヒ隊は本拠地を狙ってくる部隊へ対応。数は4部隊と対したこともないのだけど、それなりにレベルの高い連中なので接近戦で命中率を上げることで対処。コロニー破壊後は、ゼノン隊も合流させてしのぎます。
さらにコウたちのシナプス隊も、最奥マップからこちらへ移行させました。でないと、ガトーとシーマに追い回されるので。本拠地防衛の戦力増にもなって一石二鳥です。ガトーたちはマップ移行までしてきません。目標捕捉できない二人はお互いの雑魚を片付けていってくれます!
シーマ、ガトーそれぞれの最期
本拠地周りが落ち着く頃には主戦場もそれなりに落ち着きを・・・って、気付いたらリリーマルレーンが落とされてるじゃないですか! コウとの交戦イベントは見れず・・・。シーマのガーベラ・テトラは白旗立てて取り残されているので、早めに拾いに行かなくては赤軍に破壊されてしまうかもなので、再びニキ隊、ゼノン隊に進軍を命じます。赤と緑の闘いは放っておいてもどんどん進んでいくので、お菓子でも食べながら傍観。プレイ時間の3分の2くらいは、こういう時間かも(笑)
さて、コウを主戦場に呼び戻すと、寂しかったのかガトーがすぐさまやってきます。
【ボイスイベント】『決着を求め・・・』・・・コウとガトーが交戦
仲の良いお二人の会話を聞いた後、我が部隊で囲んでボコボコにしてさしあげます。さらばだガトー、お前は良い男だったよ・・・。
長い戦いを終えて
残る赤軍、緑軍はそれぞれがほぼ手負い。命中させるのに難儀はするものの、こちらにとって大いなる脅威ではありません。地道に1部隊ずつ潰していく作業になります。レイチェル隊、ウッヒ隊、シナプス隊は他のマップのコロニーを悠々と占領行脚です。バスクの居座るソーラ・システムⅡも盛大に破壊し、ようやくデラーズ紛争の決着をつけることができました。ふぅ・・・長かった。第三軍が出てくると、なんだかこっちがほったらかしにされている時間が多いですね・・・。
◆戦果報告
【報酬】58,000キャピタル(敵全滅×2軍、コロニー占領×18)
【自軍損害】なし ※実は最初のプレイでジオングを失っていました
【ゲスト軍損害】なし
【捕獲機体】ガーベラ・テトラ(Ace)×1、ボール改修型(3)×2、ゲルググM(3)×2、ゲルググM(2)×1、ジム改(3)×1
【志願兵持込機体】なし
●いくつかの捕獲機体も解体したら、アルビオンをもう一隻くらい配備してもいいかなあ、と思うくらいの稼ぎになりました。
◆入手設計図
●陸戦型リック・ディアスとも言えるカラバのディジェ。こう見えてもアムロ専用機だったりします。そして、いよいよZへの扉が開きました! 育てる楽しみが増えました。
◆反省会
●2度目のゲームオーバーを喫してしまいました。コロニーがどこまで進んだらアウトなのか少々分かりにくい気もします・・・などと言い訳めいたことも言いながら。一瞬、アルビオンやめて足の速いドロスあたりを作っちゃおうとも思いましたが、諦めずに再チャレンジして良かったです。自分で自分をほめてやりたい。
●結果的にはPTサイコガンダムやジェガン、その他多くの機体をAceに仕立て上げることに成功しました! デラーズ紛争編は有終の美を飾れたと自負しております! ゲームオーバーしましたけども。いよいよ次ステージからはグリプス戦争編のスタート。そういえば、このGジェネも総ステージ(全42ステージ)の半分を過ぎ、ここから後半戦ということになります。気合い入れて頑張るぞー! コウ、バスクへは私が倍返ししてやるからなー!