馬券の買い方講座② ~穴馬からの買い方~
次にカテゴリー②人気薄からの馬券の組み立て方についてお伝えします。
このカテゴリーが穴党にとっては汎用性が一番高く、また波乱レースにも応用が効きます。穴馬を見つけられる方にはオススメの買い方で、私もこの買い方で万馬券を当てるようにしています。
このカテゴリーでは「本線」と「ボーナス」の2本立てで馬券を組み立てます。
【本線】
買いたい人気薄が好走した時にキッチリ当てるための馬券のことです。紐抜けや券種ハズシをなくすために用いるものです。具体的には下記になります。
馬連 :穴馬-人気馬流し(1~5点)
3連複:穴馬-人気馬1~4頭-印4~10頭流し(6~30点)
穴馬なので基本的には2~3着になることが多く、そこまで荒れないと見ているので相手は素直に人気馬へ流すべきです。なぜならば、データ上1~5番人気のうち少なくとも1頭が連対する確率が95%、1~4番人気のうち少なくとも1頭が複勝圏内の確率が90%以上だからです。まして、荒れないと予想しているメンバー構成であればこの確率はより信用すべきでしょう。
また、3連複も重ね買いや押さえワイドへの応用もできます。例えば、以下のようになります。
「本線」 3連複:穴馬-人気馬4頭-印10頭流し(30点)
「重ね買い」ワイド:穴馬-人気馬2頭
3連複:穴馬-人気馬2頭-印10頭流し(17点)
3連複:穴馬-人気馬-印6頭流し(6点)
人気馬を何頭選ぶか、どこまで紐を入れるかは自分の予想が試されますが、基本は「本線」は広げて買って、「重ね買い」で絞って買うです。資金のない方は「本線」を馬連流し、「重ね買い」をワイド流しにするだけで代用できます。
【ボーナス】
本線に加えて、買いたい人気薄が何着まで好走するか当たった時の重ね買いの馬券のことです。狙っている人気薄の馬が、頭まで狙えるのか、あくまで2~3着までなのかの予想を馬券に反映させます。
A.頭まで狙える買い目
単勝 :穴馬(1点)
3連単 :穴馬⇒人気馬1~3頭⇔印3~7頭流し(~36点)
B.2~3着狙いの買い目
3連単 :人気馬1~3頭⇒穴馬⇔印3~7頭流し(~36点)
ここで重要なのが重ね買いなので思い切って絞ることです。上記はかなり多めにとっており、これ以上点数を増やすことはオススメしません。あくまで当たったらラッキーくらいのイメージです。
このカテゴリーのイメージは2017年大阪杯になります。
このレースはステファノスを人気薄の軸馬で狙えれば多く当てられるレースかと思います。ほぼ複勝圏内であろうキタサンブラックがいるため堅そうなレースと判断でき、人気軸でも買える1頭でした。実馬券はステファノスの頭まで狙えるボーナスを買ってハズしましたが、絞った買い目を的中だけでも大きな配当を得られることもあります。
【本線】
馬連 :ステファノス-人気馬流し(6点)
3連複:ステファノス-人気馬6頭-人気馬6頭(15点)
3連複:ステファノス-キタサンブラック-人気馬5頭(5点)
ワイド:ステファノス-キタサンブラック(1点)
【ボーナス】
A.頭まで狙える買い目
単勝 :ステファノス(1点)
3連単 :ステファノス⇒キタサンブラック⇔5頭流し(10点)
B.2~3着狙いの買い目
3連単 :キタサンブラック⇒ステファノス⇔5頭流し(10点)
~カテゴリー③に続く~