シツ、なのか、リョウ、なのか
2017.09.12 15:42
新潟県統一模試の結果を塾生に伝えています。
全力塾 上越校が新潟県統一模試の協賛塾となって第1回の参加でした。
指導者としては、夏期講習の成果が出た、と実感しています。
ただ、みんなが気になるのは「合格判定」(^-^;
そこも大切だけど、
もっと大切になるのは、「設問別正答率」。
正答率が高い問題で失点していないか?
各設問が単元ごとに構成されている教科では、どの単元で失点していたか?
そこを見ることを大切にしています。
正答率が高い、つまり、みんなができている問題は比較的容易に〇にできる。
×が多い単元はそこから復習を始める。
これからの勉強の方法に具体性が増します。
そんなことを伝えています。
では、「具体性」とは?
単純に、
「勉強が足りない」と捉えない方がいいと思います。
苦手な教科、単元には傾向が必ずあります。
それは、
「ルールを決めていない」
「ルールを守っていない」
それだけだと感じています。
これは、〇〇分勉強する、というルールではなく、
〇〇の場合、△△になる、という因果関係です。
これは、どんな教科にもあります。
まずは、因果関係を知る。
最近、受験生に伝えているのは、
「ノート作りをすること」
そこに「因果関係」をまとめていく。
実際始めている塾生もいます。
「...大変だった。」
そうでしょう(^-^;
〇時間勉強したから成果が出る、というものではありません。
勉強の質を変えれば、自ずと学習時間は増えていくものです。
次回の新潟県統一模試は10月1日(日)です。
その前に定期テストがある学校もあります。
模試に向けた学習も大切ですが、
それと同じくらい模試が終わった後の学習も重要です。
あなたは、模試をどのように活用していきますか?