生理前のイライラの正体はコレだ!
一昨日のBLOGで、生理前にイライラするのはPMS症候群かも?と書きました。
では、一体そのイライラや頭痛、むくみといった不快な症状の原因はなにか?ということを今日は書いていきます。
PMS症候群の不快な症状の原因はズバリ、
女性ホルモン
です。
不快な症状が女性ホルモン分泌の異常かというと、実際そうではありません。
実は、PMS症候群になるのは女性ホルモンが正常に働いているからこそ起こる症状で、ちゃんと排卵が起きている証拠でもあります。
生理が終わって約1週間ほどで排卵が起こります。
http://www.pms-navi.net/pms/post_5.htmlより引用
排卵後、卵子を包んでいた卵胞は黄体というものに変わり、女性ホルモンであるプロゲステロンを分泌しはじめます。
PMS症候群が起こる詳しいメカニズムはまだはっきりと分かっていませんが、このプロゲステロンが増加することが関係していると考えられています。
プロゲステロンは水分を溜め込む働きがあるため、むくみや乳房の張り、便秘といった症状が出やすくなります。
生理が始まると、このプロゲステロンの分泌が減るため、こういった症状が一気になくなってしまうのです。
また、排卵後はもう1つの女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減るため、セロトニンといった脳内で働く神経伝達物質の働きが低下し、感情のコントロールが難しくなったり、うつやマイナス思考になったりしやすくなるといわれています。
http://kounenki-rizumu.com/serotoninn/より引用
先ほど、PMS症候群が起こるのは異常ではないと書きましたが、
なぜPMS症候群がでる(強い)人と、でない(弱い人)がいるのでしょう?
その原因は、
女性ホルモンの波
です。
女性ホルモンの分泌量が上がったり、下がったりする、その変動に弱い人に不調が起こると考えられています。
これは更年期症状と同じで、海外ではPMS症候群と更年期症状は関係していると報告されていて、PMS症候群があった人は更年期にホットフラッシュといった症状が出るリスクが高いと研究で出ています。
CONCLUDED!
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