アイネクライネナハトムジーク
平凡な日常が見事につながる
アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎
短編の連作。
6つ短編に登場した
人たちが、全ての作品の中で
巧みにつながっている!
世代・時代を超えて
キレイにつながっているから
相関図に紙に書き出して
眺めたくなるっっ
そしてもう一回読みたい。
このつながり方、すごすぎる!!!
いろんな出会いがあって
夫婦になって、子供が生まれ育って
家族の数だけいろいろあるよな~
なんて思っていると、
後半、怒涛のように
つながりが見えていて
うわ~っ!!!てなる。
社会の歯車となり
息子に”あんな風にはなりたくない”
と思われているお父さんも
若かりし頃には
ロマンチックな経験をしていて
お母さんは、そんな二人の気持ちを
理解していて、、、
平凡だけど
幸せってこうゆうことなのかも。
若いころは、人とは違った
大きなことを成し遂げたい
と思うものだけど、
人とは違う偉大なことが
できてもできなくても
総合的に見て悪くないと
思わせてくれる人生を
登場人物たちがみんな
送っているところが
この作品が良いな~って
思えるところなのかな。
BGMは、
斉藤和義さんの
「ベリーベリーストロング~アイネクライネ」で。
モーツァルトも織り交ぜつつ。
斎藤さんという登場人物も
キーパーソン!!!
「アイネクライネナハトムジーク」を読んで
平凡な幸せを噛み締めたけれど
伊坂さんのように一流の人は
こんなコラボができてしまうんだ!
やっぱり凡人でも、
夢は見続けた方が良いな。
次は、
「ゴールデンスランバー」を読もう。
実は、この作品夫が先に読んでいて
『そこまでではなかった』と
大変失礼過ぎる感想とともに
貸してくれた。
そんなこと言われると
こちらもテンション低めで
読み始めたんだけど
二つ目の短編に差し掛かった時には
『あれ?
すごいおもしろいじゃん!!!』
と、止まらなくなり
帰宅後の夫に、
どうしてそこまでではなかったのか?
と問い詰めてしまった。
夫の答えは・・・
ミステリーが好きだから、
どんでん返しみたいなのがないと
そこまで入り込めないとのこと。
まあ、人それぞれ。
さあ明日は、そんな夫が
大好きな東野圭吾さんの
が発売だ!
どっちが先に読むか戦いだな。
子連れならではの楽しさが!?
Mr.Children DOME&STADIUM TOUR2017
夫は、東野圭吾さんに加えて、
Mr.Childrenが大好き。
なんて凡人なんだ!って言ったら
誰かを傷つけるかしら?!
今回は、子供が生まれて初めて
ライブに同行してみた。
子連れライブには賛否があるけど
今回は親子シート(12歳以下+親)
が当選したし、
スタジアムだったから
出入りしやすくて良かった~。
小学校高学年くらいになると
一緒にライブ自体を楽しめるように
なるみたいなんだけど
三歳児は、
おやつ・ごはん・トイレ・散歩
などを織り交ぜながら、
アンコール前に就寝・・・
事前に、曲を聴いたり
DVDを見たり予習してきたし
大型ビジョンの映像は
面白かったみたい。
踊ったり歌ったりした時間も
あって、また行きたいらしいし
良かったかな。
パパにつきあってくれて
ありがとね。
子供がいるとなかなか
集中しきれないけど
それはそうゆうライブの
思い出ということで。
熊本。
お邪魔させて頂き
ありがとうございました。