アドワーズ広告でアフィリエイトサイトを宣伝する時の注意点とは
(2018/05/15 追記&編集)
アフィリエイトサイトを作って収入を得るにはアクセスを増やす必要があり、アクセスが多い=人が沢山サイトに訪れるほど成果が出る確率が高くなります。
ユーザーを自サイトに呼び込む方法はいくつもあり、その一つに広告出稿があります。
代表的なものはヤフー検索やグーグル検索をするときに上部や下部に出てくる検索広告ですね。
ここではグーグル検索で広告を出すためのアドワーズについて紹介と注意点を解説します。
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アドワーズ広告とは
アドワーズ広告とはあらかじめ設定したキーワードで検索された時に検索結果の上部または下部に広告を表示させるものと、グーグルアドセンス契約しているサイトにバナー広告を表示させるものです。
(アドセンス契約しているサイトに広告を出すものはGDNまたはグーグルディスプレイネットワーク広告と呼ばれます。)
キーワード検索についてはクリック課金型で、ユーザーが表示されたリンクをクリックされた段階で料金が発生しますので、成果とコストのバランスをキチンと分析することが容易です。
GDNではクリック課金型の他にインプレッション型を選ぶこともできます。
インプレッション型では1000回表示(=1000インプレッション)毎にどれだけの費用をかけるかを設定する方法で、設定した金額が大きいほどに表示される頻度が増えてインプレッションが増加します。
アドワーズ広告は非常に数多くの人にリーチできるので、とにかくアクセスを増やしたい!と言う方にはもってこいです。
またアプリのインストール広告も行えるので、アプリのインストール数を増やしたい!と言う方にもおすすめです。
アドワーズの特徴
●キーワード検索広告
キーワード検索広告はキーワードによって広告が載るための設定金額が変わります。
競合が多いキーワードほど載せるための設定金額が高くなり、なかに1クリックあたり数千円という設定をしないといけないキーワードもあります。
競合がほとんどキーワードでは1クリック金額が数十円単位でもキチンと広告が出ます。
また、1クリックあたりの金額を設定するのではなく、目標コンバージョンを設定する事で1クリックあたりの金額設定はグーグルにお任せするという方法もあります。
これを利用するには、あらかじめサイトのこのリンクを踏んだらコンバージョンとカウントされるように設定をしておく必要があります。
例えば目標コンバージョンを400円とした場合、その値に近づくようにグーグルが広告露出の頻度や掲載場所を自動で行ってくれます。
ただその性質上、機械学習が必要となるので最初は上手くいかない事も多いのでデータが揃うのを待つ必要があります。
また露出頻度や掲載場所が随時変わるので、常に上位に表示させておきたいキーワードがある場合には目標コンバージョン設定は不向きです。
●GDN(グーグルディスプレイネットワーク広告)
GDNではアドセンス契約をしているサイトにバナーを掲載します。新聞社やyoutubeのような大手サイトから個人が運営しているブログまで数多くのサイトで掲載する事ができます。
掲載サイト数が非常に多いので、何の設定もせずに広告を露出すると飛んでもない金額となってしまいますので注意が必要です。
GDNでは
・男女、年齢、子供有無
・どんな興味を持っているユーザーか
・どんなジャンルのサイトか
・自分で露出するサイトを設定
と言ったようにリーチするユーザーやサイトの属性を自由に設定する事ができます。
自分のサイトに来てほしい層に的確に広告露出をすることで効果的な広告を打つ事ができます。
またアドワーズでは自分のサイトに一度訪れたユーザーに対してのみ広告を配信するという設定ができます。
(リマーケティング広告と言いいます。)
例えば来訪済みのユーザーのみ出稿単価を上げて露出を増やし、ユーザーへの訴求を効果的に行うと言ったことが可能です。
●GDNで行える露出先の種類
GDNでは一般ユーザーや企業が運営しているサイトにテキストや画像広告を出せるだけでなく、
◆サイト上に動画広告を出す
◆ユーチューブ上での動画広告
◆Gmailに広告を出す
と言ったことも可能です。
動画広告は作成に手間がかかるため画像やテキストの広告よりもハードルが高いですが、リマーケティングと組み合わせる事で効果的な訴求を行う事が出来ます。
アドワーズ広告の注意点
グーグルアドワーズはヤフーやフェイスブックと言った他の広告媒体と比べても突出して厳しい事で知られています。
アドワーズで自分のアフィリエイトサイトを宣伝するには細心の注意が必要で、アドワーズを利用するには自分のサイトがグーグルの広告ポリシーに準拠している必要があります。
サイトには公平性が求められ、煽りやユーザーを特定の商品に導くような作りは禁止となっています。
違反していた場合、最初は機械的な審査のため通る事もありますが、その後の手動審査でアカウントの強制停止を喰らいます。
強制停止となった場合、修正をして再審査依頼をするのですが「どこどこがダメだから修正してください」と言った具体的な指示はないので、自分で落ちた箇所を探し出し修正をする必要があります。
また再審査依頼をしてもまだ基準を満たしていなくて落ちる、という事を繰り返すとアカウントの凍結を喰らい、2度と広告を出せなくなります。
修正をするときは徹底して、違反した箇所がないかのチェックが必要です。