2017年9月合宿
WORKSでは、主に合宿での作業の様子を紹介していきます!
プロジェクト福良は14-19日に合宿を行いました。
今回の合宿からは、工務店の方にご協力していただくことになりました!
学生の人数が増えるだけでも作業効率が上がるのですが、工務店の方の匠な技術ともなると…!
BEFORE
AFTER
どうでしょうか!
毎日目に見えて変化があり、設計図に近づいていく姿を見ると、この活動をしていてよかったと改めて思えた合宿でした!
9月の合宿の作業では、
①キッチン部分のコンクリート打設
②床下部分瓦スタディ
③外壁解体
④金庫近くの階段解体
を行いました。
①キッチン部分のコンクリート打設
今回の合宿の一番のメインとなる作業でした。
まず、元々の土台から、目標の高さまで結構あったので、土砂を運び込んで、高さをあげました。
工務店の方にトラックで土砂を作業場まで持ってきて頂いて、
一輪車でひらすら運び込む!
私は、他の人よりも少ない量で運び込みをしていましたが、一輪車を押す力・左右のバランスを取る力が必要となる作業だったので、翌日以降筋肉痛になってしまいました( ̄▽ ̄;)
運んだ後は、土をならす機械で土砂を均等な高さに圧縮し、
コンクリートを流し込むために型枠を設置していただきました。
型枠の下ですが、土が綺麗に圧縮されているのがわかるかと思います!
次の日…
違う部分へ流れ出ないように、木枠でコンクリートの場所を定めて、ついにコンクリートを流します!
生コン車!!
まさかこんなに近づける日が来るとは…o(゚▽゚o)
土砂の時と同じように、ひたすら一輪車で運びます。
でも、生コンはすごく重い!男性のみで運び入れしました。一回に運ぶ量も、土砂の1/2〜1/3くらい。それでも土砂の時より重いとか…!
そして、ここからは工務店の方のみで仕上げが行われました。
手でならし、木の棒で均等にし、専用の道具を使って模様がなくなるように仕上げし…
一瞬にして綺麗なコンクリが張られていくさまをずっと眺めていました(^-^)
個人的には、胡麻豆腐のプリンのような見た目だな〜なんて思っていました(笑)
すごくつるつるの見た目で、触りたくなってしまいます!
この状態で、2〜3日待って、完成です!次の合宿の時に見るのが楽しみですね(*^o^*)
②床下部分瓦スタディ
工務店の方のお休みの日に行いました。
栄和瓦産業さんにご協力していただいて、廃棄処分となってしまった瓦を頂いて建物の外観にしようということになり、そのデザインを考えました!
とりあえずそれっぽく並べてみて…
木だけだった外観がぴしっと締まる気がします!黒がカッコいいですよね〜
この黒瓦は、栄和瓦産業さんにしかできないものだそうです!
上からもチェックしていきます。
床下に支えがあるので、完全にしまいたいのにできなかったです…工夫が必要ですね( ̄ー ̄;)
他にも、積んでみたり、斜めに立てかけたり…色々試しました。
試した写真を学校に持ち帰って、ミーティングでみんなで決定していきます!
③外壁解体
私的に一番楽しくて、前記の通り見た目もガッツリ変化していく作業です!
「改修していくんだ!」と改めて感じます!
まず、外壁のサイディングを外します。釘で止まっているので、埋まっている頭を掘り起こして抜き、外していきます。
外したところが左側になります!何もないところから突然黒い丸が現れる感じですね( ̄▽ ̄)
これなんかは今にも外れそう!
こんな感じで外していくと、ペラペラの紙1枚になります!
この紙は透湿・防水・遮熱をしてくれる優れものです!
そして、紙を剥がして、窓枠をを外すと…
中が丸見えに! って、当たり前ですが(笑)
そして、間にある木を解体していくと、
スッキリしました!開放感がありますね(^-^)
④金庫近くの階段解体
いつも解体するときは、全部バラバラにすることが多いのですが、金庫近くの階段だけは、そのまま取り出そうと決めていました。
ですが、自分たちでは外せなかったので、工務店の方にお手伝いして頂いて外すことに成功しました!
1階分の高さがあるので持ちにくく、また狭いところにキッチリはまっていたので、そこから取り出すのが難しかったです。
外した階段がこちらです↓
階段をそのまま取り出したのは、カウンターにリフォームしようと考えているからです!!
サイズ感もぴったりで、踏み面だったところの斜め壁がおしゃれですね(≡^∇^≡)
階段がはまっていたところです。開放的!
天井がすごく高くて、ちょっとドキドキしますね。
(まとめ)
学生だけで頑張っていた今までの改修とは異なり、家の構造に関わる部分のため、工務店の方と施工する初の本格的な改修となりました。毎日大変でしたが、その分やりがいもあり、
毎日楽しく作業でき、新しい知識もたくさんつけることができました。
これからの作業では、だんだんと骨格を完成させていき、細かな装いの部分に入っていきます。今までは解体や組み立てばかりやってきていたので、また新しい経験ができる!と、今から楽しみです!
(文責:梅原)