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ダム決壊級の物語の傑作映画と傑作ドラマ

2017.09.16 12:23

好きな映画をノートに書きだしてみた。

映画は好きでよく観るほうだ。

書き出すと基本は洋画が多く、

SF、アクション、ホラー、サスペンス、戦争、ドラマ・・・

ジャンルは結構バラバラ。

その中で一番泣いたという映画があった。


「レナードの朝」だ

ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズが共演の映画。

1990年ロードショー。当時僕は大学生で東京新宿の映画館に行った。


1969年、ブロンクス。慢性神経病患者専門のベインブリッジ病院に赴任してきたマルコム・セイヤー(ロビン・ウィリアムズ)は無口で風変わりな男だったが、患者に対する態度は真剣で、彼らが話すことも動くこともできないものの、まだ反射神経だけは残っていることを発見すると、訓練によって患者たちに生気を取り戻すことに成功し、その熱意は治療をあきらめかけていた看護婦のエレノア(ジュリー・カブナー)の心をさえ動かしていった。そんなセイヤーの患者の中でも最も重症なのがレナード・ロウ(ロバート・デ・ニーロ)だった。彼は11歳の時発病し、30年前にこの病院に入院して以来、意識だけはあるものの半昏睡状態で寝たきりの生活なのである。何とか彼を救おうとしたセイヤーはまだ公式に認められていないパーキンソン氏病患者用のLドーパを使ってレナードの機能回復を試みる。そしてある朝、ついにレナードはめざめを迎えた。

(MovieWoker より)


この映画は実話を基に作られた映画であるのは知っていたが、ロバート・デ・ニーロの演じ方も素晴らしく、ロビン・ウィリアムズも医者役もハマっていて(多いよね医者役)物語に引き込まれていた。そして、レナードが目覚めた時に僕の目のダムは決壊した。。。


前段で一番泣いた映画と言ったがこれより泣いた物語がある。映画ではなくテレビドラマだ。

それは「北の国から ’87初恋」だ

あの名シーンである”泥のついた一万円札”のシーンである。

当時、父も母も一緒に見ていた。でも、このシーンでもう耐えきれず

あの頃は一般家庭にあった台所の暖簾のようなカーテンをかき分け冷蔵庫の奥で号泣していた。黒部ダム級の決壊だった。

尾崎豊の「I LOVE YOU」が聴こえるとあのシーンが浮かぶくらい印象的な場面だ。

話はずれたが、「北の国から ’87初恋」の次に泣いたのが「レナードの朝」である。



今日、リハビリ病院にいる母に会いに行った。

日に日に回復しており、前から欲しかったコンパクトな歩行車が昨日きたらしく、それで歩いていた。その後は理学療法士のお姉さんに腰を支えてもらいながら歩行車なしで歩いていた。

5月にくも膜下出血で倒れ、1か月半はほぼ昏睡状態。その後回復してリハビリ病院に転院して1か月半が経ったがよくここまで回復した。

本人はこの歩行車で実家からスーパーに買い物が行けるか心配したり、早く自転車に乗りたいと。

隣で聞いている理学療法士のお姉さんはちょっと苦笑い。

「目標は高い方がいいな」と僕・・・


朝目覚めたら母が自転車に乗っているなんて・・・と思ったりして

思わずダムが決壊しそうになった。。。