第４１回　「話したいことがある」の落とし穴

タロット占い師キミノです。

stand.fmにて音声配信を始めました。

こちらでは、文字起こししたものを投稿しています。

タロット占い師キミノです。

この番組では、日常の事や占いをとおして感じたことを占い師目線でお話しています。

第４１回、「話したいことがある」の落とし穴です。

先日、対面鑑定で再会したSH様に「先生にしては珍しい投稿でしたね」と言われてしまったんですが、インスタで、今までと少し違った尖った投稿をしてしまいました(;^_^A

その投稿っていうのが、「私の時間はタダじゃない」というタイトルの投稿で、友人から「話したいことがある」と言われて時間を取って会いに行ったら、実は雑談ばかりで、本題は？ということから、「時間という見えないものに対してもっと大切に扱いたいよね。自分にさいてくれる時間だからこそ、相手の時間も尊重したいね」というものでした。

これは私の実体験をベースに書いた記事だったんですが、振り返ると、私が相手に期待していた分、裏切られた！と思ったのが原因かと思います。どういうことか？というと、ある日の朝、突然、今日空いてる？話したいことがある。という連絡があり、大事なことかな？と思った私は「何時にする？」と即答していました。

それで、待ち合わせして会ってみると、相手の方の話すことが、ちょっとしたことばかり。

いわゆる雑談タイムが長いんです。「今日はどしたん？何かあったん？」と聞こうかと思った矢先に、「忘れないうちに聞いておきたいんやけど」という前置きから始まって出た内容が、「あれ？それって私に直接聞かないとわからないことなんかな？」と不思議な気持ちになったんですね。

その方は、近々ある場所に行く予定があり、その場所に以前、私が行った事があったのを知っていたので、どんなかったか？という口コミ的な情報が知りたかっただけで私を呼び出したんです。

何回もお会いすることがある位気の合う人だなーと思っていた方なんですが、珍しく私はその方からの私への誘い文句、「話したいことがある」の罠に引っ掛かったんだ！と気づいた時、初めて、「あー、この人は、ただただわたしと話がしたいだけだったんだー」って気が付いたんですね。

「話したいことがある」という言葉って、

「人には言えん話やけど、相談に乗ってほしい」

とか、

「不安なことがあるんやけど、きいてほしい」

とか、

「今まで言えなかったことを伝えたいんやけど」

言う風に変換できる言葉ですよね。

私はどうやら、その方から当日朝に連絡が来た時に、「話したいことがある」を、「ちょっと気がかりなことがあるんで聞いてほしい」に変換してしまっていたんです。

無意識化で勝手にそう思い込んでしまっていました。

だから、相手の方の話がずっとずっと終わりのない雑談で、それが楽しい時もあったのにその時は「あれ？思ってたんと違う。。。」って私自身が気持ちが弾まなかったんです。

それは、最初の誘われた段階で、勝手に違う解釈をしていたからなんですよね。

結局、この放送で何が言いたいか？というと、相手が言う言葉をそのまま受け取っていればもしかしたら断ってたかもしれないのに、私が勝手に言葉の裏を読んで、勝手に期待して、勝手に失望した、という話でした。

今回のケースのように、言葉の意味を誤解して気持ちがすれ違うということは、意外とありがちじゃないのかな？と思いましたので、今回シェアしたいなと思い、お話しました。

占い師なのにこんな間違いするんだね？って言われそうですが、言葉の受けとり方はまだまだ修行中です。

この番組では、こんな話を聞いてみたい、私はこんな風に思ったなど、コメント欄・レターにてお知らせいただけると励みになります。

それでは今日はこのへんで。

タロット占い師キミノでした。

最後までお聞きくださりありがとうございました。