第24回 「何を言われるか」、「誰に言われるか」 どちらが大事?どっちも大事?
タロット占い師キミノです。
stand.fmにて音声配信を始めました。
こちらでは、文字起こししたものを投稿しています。
タロット占い師キミノです。
この番組では、日常の事や占いをとおして感じたことを占い師目線でお話しています。
第24回目の今日は、「何を言われるか」、「誰に言われるか」どちらが大事?どっちも大事?です。
先日、リピーターさんから、「他の占い師さんにも彼とのこと占ってもらったんですが、先生のような感じの話し方ではなくて、もっと厳しめな鑑定結果を言う方でショックが大きかったんで、またお願いできますか?」という依頼がありました。
この相談者さんの求める占い師の話し方がたまたま私が合っていたのでリピートに繋がったんだとは思うのですが、それにしても、人って「誰に言ってもらうか」にとても繊細なんだなーと感じたので、今回の放送で話してみたいなっていうキッカケになりました。
ある友人の話になるんですが、ある日、彼女が「家族との折り合いが悪いので、できるだけ早く家を出て、自立をしたいと思っている!」と言ってきたんですね。
彼女は実家暮らしなので、事情があって働けない状態だったんだけど、いつまでも実家に甘えてはいけないという気持ちだけが先走ってるなーって話を聞いていて思ったんです。
その時、私が彼女に話したのは、彼女の自立を応援するものの、仕事は先に見つけて働いている方がもっと現実的に行動できるのでは?ということを話してみたんですね。そしたら、彼女も乗り気になって、「ハローワークに相談に行ってみるよ!」ってその時は答えてたんです。
それが、まあ、後からわかったんですけど、ハローワークには、全然、相談に行ってなくて、早く家を出たい!出たいと思ってるせいで、引っ越し先だけを一生懸命探していたようでした。
最近、またその友人から連絡がきて、「いい物件を見つけた!ただ、保証人が必要やから父親に言うたら、『仕事も見つかってないのにハンは押せん。自立する言うなら、まず先に就職してからやないと応援もできん。』」って、お父さんから反対されたそうなんですね。
それで、その時の彼女は、「まあ、それもそうかー」って思ったらしくって、
「結局、入居の申し込みは止めたんやけど、ハローワークに相談に行くことにしたよー」
とケロッとし顔で言われた時に、私はガクーーーってズッコケてしまったんです。
あ、あの。。。それ、ずいぶん前に私が言うてたやん!って思ったんですよねー。。
私も彼女のお父さんも同じことを時期は違えど彼女に話しているのに、結果的に彼女を動かせたのは「お父さん」からの言葉でした。きっと、彼女の中では、私から言われるよりも父親からの言葉の方が彼女を動かす力があったということなんですよね。
ということで、これから彼女はようやく自立への行動に移っていくそうなんで、がんばってほしいなー、と思っています。
占いを受けに来られる相談者さんの中には、占い師に言われるがままに行動する方もいれば、占い師と一緒に運気をあげるためにどういう行動をすればいいかを見つけていこう!とする方もいらっしゃいます。
「既読スルーで連絡がない彼には、8月にこちらから連絡を取ってみたらいいよ」と占い師に言われたら、それを素直に聞いてやってみる相談者さんや、「あなたの次の出会いは、こういう性格の人であなたには一番合う人ですよ」と占い師に言われたことを信じて、楽しみに待つ相談者さんがいるというのは、『どうしたらいいか?とか、どうなるか?』を占い師に教えてもらうことで先のわからない未来に安心したいんだろうなー、と思います。
また、占い師と一緒にいい人生を送るためのヒントを見つけていきたいという気持ちの相談者さんの場合も、占い師から「何を言われるか」を重視して、自分の人生をパワーアップするぞ!という強い思いをすごく感じます。
何を言われるか?、誰に言われるか?
どちらかが大事とか両方大事だと思われるかは人それぞれですが、一番重要なことは、大事なことを聞けたとしても自分が変わりたい!という気持ちがなければ、何も変わらないことだけは理解しておきたいですね。
この番組では、こんな話を聞いてみたい、私はこんな風に思ったなど、コメント欄・レターにてお知らせいただけると励みになります。
それでは今日はこのへんで。
タロット占い師キミノでした。
最後までお聞きくださりありがとうございました。