IPM(総合的病害虫管理体系)関連の話
ブログ再開から2本目の記事投稿となります♪
ご覧いただきありがとうございます♪
仕事柄、専門性の高い知識・技術の学びや、
業界の未来の方向性などにとても敏感で、
情報は自ら取りに行く姿勢は崩さず、
かといって、自ら取りに行く情報は一方向で
そのときの興味・関心のある情報に偏りがちな点も踏まえて、
広範に情報の収集を継続したい想いから
いくつもの媒体を定期購読しています♪
主なものとしては、
■現代農業(雑誌/毎月発行)
https://www.ruralnet.or.jp/gn/
■野菜だより(雑誌/隔月発行)
■やさい畑(雑誌/隔月発行)
■全国農業新聞(毎週金曜日)
https://www.nca.or.jp/shinbun/
■技術と普及(毎月発行)
http://www.jadea.jp/kyokai/gf/framepage.htm
になります♪
さて、本題です♪
国内の農業関係では、2021年に
が宣言され、政府肝入りで持続可能な農業の推進を掲げています♪
みどりの食料システム戦略の詳細は、農水省のHPからご確認ください♪
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
この取り組みにおいて、今注目されているのが、
IPM(総合的病害虫管理体系:Integrated Pests Management)
というものです♪
IPMに関しての詳しい内容は、ご自身でご検索されてくださいませ♪
さてここで、僕が定期購読している媒体の一つ、
「技術と普及」の2022年1月号(Vol.59)P.28~29の記事と
「日本農業新聞」2022年1月5日号2面の隅の記事をご紹介します↓
日本農業新聞2022年1月5日号 2面
技術と普及 2022年1月号(Vol.59)P.28~29
一枚目の画像は、
「農薬事業を取得 製造販売は継続 三井化学アグロ」
の記事のご紹介です♪
三井化学の子会社である三井化学アグロが、
Meiji Seika ファルマの農薬事業の取得完了、という内容です♪
さて、二枚目の画像、「技術と普及」の記事の内容♪
マーカーを引いている部分が僕なりに感じ取ったポイントとなる部分です♪
ここでご紹介くださっているのは、
植物成長調整剤であるジャスモメート液剤を活用した害虫忌避技術、
ということになっています♪
その部分での僕の感想などは後述します♪
この両者の記事を拝読して気づいたことは、
ジャスモメート液剤の製造・販売元が、Meiji Seika ファルマ♪
その Meiji Seika ファルマの農薬事業を取得したのが三井化学アグロ♪
二枚目の画像の記事内容から考えると、
政府の推進する「みどりの食料システム戦略」に絡んで
IPM技術の普及が拡大すると見込まれる市場に、
有望なアイテムを提供しているメーカーの事業を取得したという流れが見えました♪
みどりの食料システム戦略は、
2050年までに化学農薬使用量を50%減らす(リスク換算)、
有機栽培農業の圃場面積を現状の25%相当まで拡大する、
といった方針で推進されています♪
先見性がすごいですね♪
アクションが早いですね♪
いずれにせよ、国内の農業事情はほぼ間違いなく政府の構想通りに
進んでいくことは、歴史的に見ても明らかなので、
今後このような農業環境になることを十分認識して、
一農業従事者としてどうしていくかをしっかり検討し
実行していく必要があると肌に感じている次第です♪
世の中ってそういうもんなんですよね♪笑笑
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さてさてですが、IPM技術のことで
今回ご紹介している画像二枚目の「技術と普及」の記事の中から、
個人的にポイントとして押さえておきたいこと
学びとなったこと
感想などを残して本記事を締めくくりたいと思います♪
■ジャスモメート液剤は、
リンゴやブドウの着色促進、柑橘類の花芽抑制、落下防止、浮皮軽減を目的として
農業生産現場に普及している
→農法上、全く関わりがない内容なので、知識ゼロの僕にとっては
非常に学びになる内容です♪
■トマト・ミニトマトのアザミウマ類に対する害虫忌避剤として、
農水省の農薬登録を令和3年3月26日に取得
→これで用途範囲が広くなりますから
事業取得をした企業としても、利益拡大が期待できそうですね♪
■ジャスモメート液剤は、
植物が持つストレス抵抗性を誘導することによって
害虫を寄せ付けないという新しい作用機作を持ち、
害虫の薬剤抵抗性を発達させるリスクが極めて低いため、
従来の殺虫剤に代わる新規薬剤として期待されている。
→その新しい作用機作に対して、
更なる抵抗性を持つ害虫が将来的に現れる可能性もゼロではないではないか、
結局いたちごっこなのではないのかな、なんて思ったりしちゃいます♪
■ジャスモン酸は植物の成長抑制、老化促進、休眠打破などの成長調節とともに、
傷害や病虫害等のストレスに対応して合成されることから、
環境ストレスに対する植物の耐性誘導ホルモンとして知られている。
→ありがとうございます♪非常に勉強になります♪
以降の記事の内容(画像のマーカー部)は、ジャスモメート液剤の優位性を賞賛する内容で、
もはやマーケティングだなとさえ思えてしまい、
そこは割愛させていただきます♪
ということで、今回もご覧くださりありがとうございました♪
またの投稿をお楽しみに♪
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