吹抜けネット設置工事
大野城市内の鉄骨ユニット工法の一軒家での吹き抜けにネットを設置した施工事例
お孫さんの帰省に合わせて、転落防止を兼ねて、ネットを設置したいという
ご要望により工事させて頂きました。
弊社が、幼稚園、保育園の施設への工事を得意にしているので、
お問い合わせいただいたとのことでした。
お客さまのご推察の通り、アスレッチックや、ジャングルジムなどに使われる、
ネット張りも施工させて頂いております。
そのノウハウが、この工事に生かすことができるとは、想定外でした。
また、この建物が、鉄骨ユニット工法という特殊な建て方なので、
通常の木造住宅とは、まったく違うのも特異な点でした。
下地補強に十分な配慮が必要になります。
フレームは基本的に、後から穴あけ一つできません。
溶接補強が一番ですが、火が出るので不向き。
一度壁を開けて下見をして、対策を立てていましたが、
壁を開くと、想定以上に下地を入れる場所がなく対策を練り直すなど大変苦慮しました。
しかし、弊社にとって貴重な経験をさせて頂きました。
また、補強を入れるとなれば、大きく壁を開け、壁クロスの貼替も大々的に行う
必要がありますが、開口部を最小減に抑え、アクセントクロスを配し、
既存部分壁クロスを最大限生かすことで、
コストダウンを図り、デザイン面でも、刷新できました。
もともと、お花が飾ってある素敵な吹抜けでした。↑参照
天井にある照明付きファンも、ネットを張ると頭をぶつけるので、交換しています。
また、このネット最大の魅力は、人が乗れることです。
このネットへの出入口を、壁に穴を開け、往来できるようしました。
小さいお子様数名なら、飛び跳ねても大丈夫です。
もちろん、大人も乗れます。ハンモックのように利用するなど、
想像するだけで楽しいですね。
将来、ネットを外して、元の吹き抜けに戻せるよう、
この開口部も、少し工夫して作っています。
少し手間はかかりますが、できるだけお客様の使い勝手、
ご要望にお応えできるよう考えています。
小さいお子様がいる保育園や幼稚園施設での工事で培った安心、安全、
気配り、心配りは、より弊社の魅力になるよう心掛けております。