勝手にライナーノーツ Swearing
皆さん,こんにちは.ドラムの新次です.
あ,明けましておめでとうございます.新年一発目のBlogです.
本日のBlogは,勝手にライナーノーツと題し,TOSSのオリジナル曲の解説や裏話をしていこうかなと思います.
今回の楽曲は,昨年12月末のLIVEで初お披露目となった「Swearing」(読み:すうぇありんぐ)です.
Swearing
この曲は,コード進行自体は半年ほど前に案として挙がっていたのですが,TOSSのカラー的にその時点では異質だったので積極的には制作に取り組んでいなかった楽曲です.
下地は新次が作り,メロディと調整を塚原が,歌詞を西藤が制作しました.
作曲のきっかけ自体は単純で,純粋に好みのコードでピアノを弾いていた時に良さげな組み合わせが見つかった,というだけの話です.
そのままの勢いで1曲コードの骨組みが完成していたのですが,本格的にLIVE活動がスタートした影響で一旦制作を中断していました.
ーーーー時は飛んで12月中旬.
年末のLIVEまで残り2週間というところで,元々1曲目に予定していた楽曲の楽譜がどうしても入手できないために急遽1曲見繕うことになり,そこで眠っていたこの曲を完成させようと決まりました.
本当に急で時間もなかったため,新次宅で塚原と二人でPC&シンセとにらめっこしながら楽曲を整え,西藤の作りかけの歌詞をはめ込んで制作しました.キーボードの鈴木には楽譜の作成が本当にぎりぎりの中データを渡し,仕事帰りにコツコツ練習を進めてくれました.
4人の底力というか,ぎりぎりになっても皆がみんなの出来ることを最大限にやる姿勢に,リーダー的には本当に頼もしく感じていました.
ちなみに,2021/12/29のLIVEに来てくださった方は覚えていらっしゃるかもわかりませんが,曲の一番最初にPCから電車の同期音源を流しています.
さて,Swearingと名のついたこの曲ですが,その由来について少し触れることにしましょう.
Swearingは英語で「驕り」という意味を持つ言葉です.
「驕り」の意味は「思い高ぶること」
「驕り」とは「思い高ぶること」や「わがままに振舞うこと」を意味します。主に、態度や振舞い方が傲慢で横柄なことを表す時に使われます。 詳しく言えば、自分にそれほど能力が備わっているわけでもないのに、それにあぐらをかき、他人を下に見るさまを意味します。
曲想的には,まさかこんな意味の楽曲だとは感じられないかもしれませんが,当然のことながらきちんと意味があって名付けています.
我々TOSSは現在20歳~21歳のバンドです.
世の中に成人と認められ,周りの人間も大人として私たちと接し始めているこの年代は,自分の立場や能力を過信してしまう傾向にあるのではないか.自分が大人であるという”自覚”や”自信”は,”驕り”と表裏一体なのではないか.
バンドとして,4人のチームとして,今一度自分を見つめなおそう.
この曲にはそういった考えが込められています.
それともう一つ,この曲はTOSSにとってものすごく重要なポジションをとる楽曲なのですが,その真意はもっと後になってからinfo出来ると思います.なかなかに重大発表となりそうですので,期待していただければなと.
01/22,02/23,03/05などLIVEが決まっていますが,このSwearingは必ずセットリストに組み込んで毎度のステージでブラッシュアップされていく様子を見届けて頂けるようになってますので,是非ともTOSSのLIVEは連続でお楽しみください.
今回はこんなところで.
それでは,また.
P.S.
もし要望があるならSwearingのピアノ譜のPDFを公開しちゃおっかななんて考えてたりします.お気軽にお声がけください.