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HOSTROID® / ホストロイド® 代表 橘聖也

確率の低い、奇跡。

2017.09.18 03:35

こちらのサイトをまずご覧いただこう。



ピーロートジャパンといい、ワインの輸入業者で、ここでしか手に入らない物も多い。


実はこの会社とはもう四年以上の付き合いだ。


元々、アルコールなら何でも好きだが、日本酒とワインは特に好物。


そんなこともあり、大事な案件で贈り物をする時、自身の楽しみとしてワインセラーにストックしておくワインを買うなどと、付き合いがある。


昨日のことだ。


リッツカールトンにいた私は、ミッドタウンでピーロートジャパンの試飲会が行われているのを発見した。


付き合いのある会社でもあるため、立ち寄りたいと思いつつも、「長くなるしな~」と心の中で迷いつつも、ワインの三文字に負けた。


この試飲会は基本的に、いろんなワインを紹介してもらうために、営業がマンツーマンでついてくれる。


入り口にはピーロートジャパンの営業が、ズラッと並び、試飲会に来る客の対応待ちをしている。


つまり、自分で呼ぶというよりも、フラッと訪れた客に順番に営業につくので、ランダムだ。


ワイン好きな客が迷い込んだらこっちのもんであろう。


とはいえ、元々付き合いのある会社なので、わたしの番の営業がついた時に「実はおつきあいのある会社で担当者が別でいるのです。申し訳ない」と、伝えた時に違和感が。


なんとも言えない違和感。

ただ、その違和感は自分でなんとなく気づいている。

その営業もなにかこの違和感に気づいている様子。


「では、そのご担当者の名前を…」


わたしは「埼玉の担当者なのですが、名前が…」


と言いながら顔を見合わせ



「そうですよね?笑」と。



その何十人もいる営業の中で、たまたまわたしがフラッと訪れたタイミングの営業が、元々私の担当者だったのだ!


ただ、わたしは人の顔を一度覚えたら忘れないものの、名前を覚えるのはとても苦手だ。

何年も付き合いがあるのに、だ。


向こうは名前は覚えていて、顔はうろ覚えだったようだ。


というのも、必ずしも顔を合わせて購入をするわけでなく、営業の電話で「こんなワインが入った」ということで購入をしたり、「今回、フェアをやっていて安くなっているのですが…(あ、今回のフェアは会社から在庫処分のノルマ出されたな?)」と察することが出来る営業電話があり微力になったりと、基本、電話でのやりとりが多かったからだ。


さらに、担当者はどこにでもいるような名前だったため、わたしは覚えない。


この担当者は、この数日間の試飲会に、毎日いるわけでもなく、さらにたまたまリッツカールトンにいたから、たまたま、この時間にフラッと寄って、その順番がたまたま担当者だったという、偶然が何度も重なった奇跡とも言える出会いであった。





言うまでもない。





担当者は一気にギアをトップに入れて、色んなワインを勧めてくれる。

すでに四年もの付き合いとなると、購入しているワインの本数は100本は超えている。

わたしの好みのワインはすべて把握しているのがこの担当者。


今回はいくつかあるワインのうちの三種類をワンセットずつ購入。計18本。


これもなにかの縁、ということでもあり、この試飲会で彼の売上が他よりも多くなるためのささやかな貢献、を考えた上でだ。



本当に縁のある人との付き合いというのは、こういうものであろう。