Formula 1 Singapore Grand Prix 2017
金土日の週末3日間で開催されていた、F1シンガポールグランプリ。
直前にチケットを購入したと書いていたとおり、金曜のテスト走行日の夕方、息子が学校から帰宅してからレース会場へ向かいました。
この日、私が住むウエスト地区は、午後からどしゃぶりの大雨。いつも窓から見える高層ビルが霞むくらいの豪雨でした。
会場では雨が降っても傘がさせないようだし、ダイソーやその他のS$2ショップでレインコートを買っておくか…でもその買い物に出るのも躊躇するくらいの大雨。
きっとやむ!と信じていたら、息子が帰ってくる頃に雨がやんだ。
そして、夕方5時ごろ、私たちの持っているチケットのゲートから最寄のシティホール駅に着くころには、太陽が出てきました。
うちの息子、晴れ男なのですよ。
息子が生まれてからというもの、イベントや旅行で雨に降られたことがほとんどなくて、豪雨で出かけても目的地に着くと晴れる。幼稚園のイベントもいつも晴れ。
PM2.5で警報が出ていた時期の北京でも快晴、雨期のリゾートでも快晴。
シンガポールに来てからも、その晴れ男っぷりが続いてくれると良いなぁ。
会場入り口前には、当日チケット売り場もありました。
F1チケットなんて、すごく高いんでしょ?!
とよく言われるし、私もそう思っていましたが
私たちが買った「ZONE4 WALKABOUT」という一番安い、席無しでコース際を歩き回って観戦するチケットは手頃(金曜日は一人S$78)だし、当日券もあります。
来年以降もF1が開催されたときに、知らずにシンガポールに来ていた方や、直前でやっぱり行ってみたい!と思った方、特にF1ファンじゃないけどこのイベントを一度は体験したい!という方は、気楽なチケットの購入もできますよ。
F1チケットは購入の際にパスポートやIDの確認、クレジットカードの確認がある上に、入場口ではバッグのチェック、ボディチェックがあり。7歳以下の子供連れは、注意事項が書かれた紙にもサインします(ここにも要ID番号)。
会場の外にもエンジン音は聞こえてきていたけど、会場に入ると、爆音が鳴り響いています。
私たちが入場したときは、ポルシェのレースをやっていました。
グッズ売り場で、息子に何か買ってあげようか…と思っていたら、売り子のお姉さんに呼ばれて、いつの間にかカウンターの内側に入り込んで、キャップを試着していた息子。
一番かっこいいチームのキャップ買っていいよ、と言ったら、フェラーリに決めてきました。
土曜の予選でポールポジションと4番手を取ったフェラーリ、行ける!と思ったけど、日曜の雨のレースでスタートいきなりクラッシュで全滅。実際に目でみたフェラーリのマシンは、並みいるマシンの中でも気品があって際立ってかっこよかったので、残念…。
会場に入ったころには、夕方5時を過ぎたというのに、この日やっと姿を見せた太陽がギラギラに照り付けだして、まぶしい!暑い!曇りの夕方だからと日焼け止めをしてこなかったのは失敗でした。
目が痛くなるくらいの西日だったのでサングラスは持ってきていて良かった。
会場内は爆音が鳴り響いていて、子供には耳栓が必須だと聞いたので、イヤホンを持参しました。ヘッドホンをしている子も多いです。
息子は、愛用している「カーズ」のライトニング・マックイーンのイヤホンを持っていきました。
これ、タイヤ前輪がイヤホンになってます。コードがからまないし、音量が子供の耳に影響しないくらいにしか上がらないように作られているので、優れモノ。
18:00から、ピットストップチャレンジ(タイヤ交換)が始まって、参加してみました。
5才児にはタイヤもドリルも重すぎるので、最初はダメと言われたけど、私と一緒にやれるか聞いてみたところ、隣に並んでいたインド系の小学生と2人でチームを組んで参加していいよ!とのことだったので、タイヤ1本だけ交換させてもらいました。
パダンステージではアーティストのライブあり。この時は女性アーティストのLIANNE LA HAVASさんがゆったり歌って心地よい音が流れていました。
土曜日はアリアナ・グランデが出演。きっとすごかったでしょうね。
ZONE4 WALKABOUTチケットはこのステージも観られるので、お得です、
とりあえず、仕事終わりの夫が来るまで、このステージ周辺を散策。
主催のシンガポール航空のブースでは、F1レースのゲームもありましたが、息子には脚が届かないうえに長蛇の列だったので、諦めました。
日本からF1観戦のために一人でシンガポール旅行に来ている日本人の方も多いようで、私と息子が話す日本語が聞こえると、話しかけてくださる方も多かったです。F1初日の興奮とドキドキと、海外旅行のワクワクと、いろんな気持ちの盛り上がりで、誰かと話したくなりますよね。
18:30頃、仕事を終えてきた夫と合流して、会場内のホーカーで夕食にしました。
バーガーやホットドッグ、つまみなどの簡単な食事と、アルコールがメイン。どれもお値段は張りますが、イベントだから仕方ない。
ビールは種類により、S$10~15くらい。夏祭りの生ビールが500円の日本人感覚からしたら高いですけど、シンガポールはお酒が高くて、レストランでもこのくらいするので、こんなもんかなと。
芝の上に、座れる場所を作ってあるので、みんなそこで食事したり、レース前にごろ寝して体力温存する人も。午後からいる人は、暑さでお疲れでしょうから。
19:00過ぎて暗くなってきたら、BarコーナーのDJブースが盛り上がってました。子供も楽しそうに踊っていて、息子も参加。
20:30からのテスト走行前に、観戦場所を確保。
直線コースは速すぎてマシンが見えないと聞いていたので、コーナーで少しスピードが緩むあたりを狙うことに。
フラトンホテルに近いGate5がある辺り、「T13」というビューポイントで待ちました。
WALKABOUTチケットでも、立ち止まって観戦できるステップが何か所かあるので、座って待つことができます。
夜でも暑いので、水分補給できるものは買ってから観戦場所にいくことをおすすめします。私は自分の分の水を買い忘れ、あとでスポーツドリンク100 PLUSを買ってがぶ飲みしました。息子の分はちゃんと持ってて良かった…。
レースが始まったらもちろん総立ち!
やっぱりコーナーでも速すぎて、人混みで子供をかばいながらカメラで撮っても、全然マシンは写りません。素人は、カメラは忘れて、観戦しました。
シンガポールの夜景はいつも美しいけど、イベント期間はさらに輝いて見えます。
ラッフルズプレイス駅に近いGateに向かいながら、夜景も楽しみました。
シンガポールに来たぞ~!という気分いっぱいになる風景。
マーライオンもイベント仕様で派手!
小さい子連れだとレースにガッツリ集中はできないし、22:00からのライブなどは観られなかったけれど、一緒に楽しむことが存分にできました!
乗り物好きの男児には、きっとすごい良い思い出になると思います。