書の道とわたし
2017.09.18 07:11
上手いかどうかは別として
年数と実力が比例しているかも別として
習字をずっと続けてきたというのは
大きなことだったなと最近よく思います。
ノートの字は綺麗とはほど遠いし
日常で役にたっているかという点も首を傾げてしまうけれど
墨を摺る時間だとか
筆を整える指先だとか
仮名文字を解読するための小休憩だとか
殆どの人にはどうでもいいような些細な時間で
波打つ心を落ち着かせることができている
夏休みを使って
料紙や筆を探しに行こうと思っていたのに
なんやかんやと理由をつけて
家でうだうだしたり、大学でのんびりしていたのを
今ほんの少し後悔
台風が過ぎ去って
また暑さが少し戻ってきてしまったから
上野か浅草か
カメラを持って散歩できればいいな
そんな穏やかな一日