進化は止揚・その道はタオ
迦具土の匂ひと翔る野焼かな 高資
天地に水のゆらめく野焼かな 高資
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火は下には燃え広がらないのですね。
五島高資 天地を結ぶ「ほむすび」ですね!! 「むすひ」とは天地・万物を生成・発展・完成させる霊的な働き
洪水で肥沃な台地が生まれ 農耕生活が営まれ、繁栄したといわれる中近東・・・ 洪水で失われた大地を 元の持ち主に分割する為幾何学が生まれたともいわれます。
ウィキぺディアには次のように記されています。
幾何学の起源は、古代オリエント、現代のエジプトにおけるナイル川の定期的な氾濫をめぐる土地測量の手法にまで遡ることができる。ナイル川氾濫後、復興のため土地測量が必要になったことが古代ギリシャの歴史家ヘロドトスによって記録されており、原始的な幾何学は必要上の問題から誕生したといえる。
必要は発明の母ですね。 日本も開国を迫られたとき 西欧の文化から置き去りにされた憂き目を味わい、西欧に追い付け追い越せのハングリー精神で西欧文化の仲間入りを果たしましたね。
「求めよ、さらば与えられん」です。
しかし オリエント文明は 山林伐採で 押し流される腐葉土をなくし、大地は砂漠化。亡んでしまいました。 日本も文明開化の恩恵と、自然破壊の憂き目の双方を味わっています。 「足るを知る」の教えを思い返す必要があります。
人間と自然の関係を描いた「もののけ姫」から多くのメッセージを受け取ることができます。
あらすじ ウィキペディアより
中世(室町時代の頃)の日本。エミシの村に住む少年アシタカは、村を襲ったタタリ神と呼ばれる化け物を退治して、右腕に死の呪いを受けてしまう。その正体は、何者かに鉄のつぶてを撃ち込まれ、人への憎しみからタタリ神と化した巨大なイノシシの神(ナゴの守)だった。アシタカは呪いのため村を追われ、呪いを絶つためにもイノシシが来た西の地へと旅立つ。
旅の道中、乱妨取りに奔る地侍との戦いや、謎の男ジコ坊との出会いを経て、アシタカはジコ坊から聞いた神が住むという深い森がある地に向かう。アシタカは山奥で倒れていた男達を助け、彼らの村へ連れて帰る。その村はタタラ場と呼ばれる、鉄を作る村であるという。
そこを治めているエボシという女は、石火矢と呼ばれる火砲を村人に作らせ、山に住む"もののけ"や、村の鉄を狙う地侍たちから村を守っていた。
アシタカが助けた男達も"もののけ"に襲われたもので、呪いを与えたイノシシの神に鉄のつぶてを撃ち込んだのもエボシだという。彼等は鉄を作るために自然を破壊している自覚はあったが、シシ神に力を賜り大きな力を得た動物、即ち"もののけ"達を快く思っていなかった。
アシタカは、これ以上憎しみを広めるなとエボシに忠告するが、村人達にとってのエボシは、生きる希望を与えてくれる女性でもあった。 そのエボシの命を、"もののけ姫"が狙いにくる。その正体は山犬に育てられた人間の娘、サンだった。窮地に陥ったサンをアシタカは救うが、同時に彼は瀕死の重傷を負ってしまう。倒れながらもアシタカは、生きろ、とサンに語りかけるが、人を憎むサンは聞く耳を持たずに、助けてくれたアシタカを殺そうとする。しかし、アシタカから美しいと言われたサンは、動揺して思いとどまる。 サンはアシタカを、生と死を司る神、シシ神の前に連れて行く。
シシ神はアシタカの傷を癒し、それを見たサンはアシタカを生かすと決める。サンはアシタカを介抱するうちに、しだいに彼に心を開いていく。アシタカも、森と人が争わずに済む道は無いのかと、思い悩む。
サンは森が死んだと絶望し、人間に対する憎しみを爆発させる。しかし、アシタカはまだ望みはあるとサンを説得し、二人は協力して、シシ神の首を持って逃げようとするジコ坊を押しとどめ、首をシシ神に返す。 シシ神は首を取り戻したが、朝日を浴びると同時に地に倒れて消える。その風が吹き抜けると、枯れ果てた山には僅かながら緑が戻り、アシタカの腕の呪いも消えた。アシタカは好きだが人間を許すことはできないと言うサンに、アシタカは、それでも互いの世界で共に生きようと語る。エボシもタタラ場の村人達に、新たに良い村を作りなおそうと語りかけるのだった。
便利で文化的な生活は快適かもしれません。 多忙は心を失うと書きます。 花鳥風月を詠うことから遠ざかり 大地や自然から切り離され天地の間に生かされる命をむしばみ続けているのではないでしょうか?
麦焼いて烟れる室の八嶋かな 高資
麦の火の走る下野国府かな 高資
鬼岳や山火に島のよみがへる 高資