昨日は専門家のための勉強会でした
昨日の勉強会は遠いところからご参加頂いた先生がおられ、台風もあって、そもそも来てもらえるのを心配しなくてはならない勉強会でした。(笑)
台風は全然大丈夫だったそうです。
よかった~!!
ご参加下さった先生方、ホントにホントに有り難う御座いました。
拙い話しを真面目に聞いてくれてありがとう御座いました。
それでもご参加頂いた先生方からは・・・。
参考になりました。
勉強になりました。
目から鱗です。
なんて言って貰えて幸せです。
達人になる方法を考えて考えて考え抜いた結果、振り返ったらかなりの情報量がありました。
自分でもビックリ!!
無負荷筋力検査法
初動負荷テスト
代償運動検査法
タッピング法
皮膚張力検査法
御薗式脉診法
御薗式触診法
沢山の独自の方法を考えて、これらを使いこなしてきた訳です。
そこには常に疑問がありました。
動きとはなんぞや?
生きるとはなんぞや?
治療はそもそも必要あるのか?
自然治癒力ってなんなん?
呼吸ってなんや~?
これらのもっとも素朴な疑問に答えを出しつつ、全てがつながるようにしてきました。
それが真理に近づく最短の方法だと思っていたからです。
まだまだですが、そんな単純な疑問に対する答えを探して長い長い旅にでてきた気がします。
単純で素朴な疑問が全ての疑問を解くカギです。
誰でもはできない治療法を目指してます。(笑)
しっかり考えたものだけができる。
しかし、それさえわかってしまえばいかなる方法もわかる。
そういう姿勢です。
普通の勉強会って、これこれのテクニックを覚えるだけで治療効果抜群!!
なんて触れ込みが多いんですよね。
凄いな~って思います。
そんなこと言えるんかい!!
とも思えます。
一人でも例外があったらそれが言えないから例外なくできなきゃ言えません。
だからなかなか言えないんです。
そう言っている人は達人!!
私にとってはまだまだ例外的な患者さんがいらっしゃいますからね。
まだまだ技術が不足してます。
まだまだ発展が足りません。
まだまだ基礎が足りない。
足りないことだらけっていつも思ってます。
でも私のやり方は失敗から学んだことばかりです。
失敗を何度もくり返して、失敗しても失敗してもあきらめない。
このしつこさが今を支えてます。
だからこれからも失敗を繰り返してしか学べません。
出来上がった本には何も書いてないからです。
それでも徐々に失敗が少なくなってきている。
技術があがったのでしょうか?
そうとも言えないような気がします。
今日のテーマの一つの中にあった対話ができるようになったからだと思っています。
情報のやりとり・・・。
患者さんとの無言の情報のやりとりです。
それは触診から起こります。
触れるか触れないか・・・。
その時に全てが伝わってくる。
触診ってものすご~く大事な診断法です。
触れなくても伝わってくる。
色んな診断法を学んだり自分でも開発したりしましたが、最後は触るという当たり前の行為にもどってしまった。
当たり前過ぎる方法です。
触診は情報のやりとりです。
患者さんとのコミュニケーション。
しかし、もちろん雑談をしたり優しくしたりすることじゃ~ないですよ。
無言の情報のやりとりです。
無言の情報を引き出す方法が触診です。
それができないのに治療ができるはずがない。
達人と呼ばれている全ての人はこれができてます。
でもそれを説明はできない。
それを説明するのが私の役目です。