第7回 自分占いについて
タロット占い師キミノです。
stand.fmにて音声配信を始めました。
こちらでは、文字起こししたものを投稿しています。
タロット占い師キミノです。
この番組では、日常の事や占いをとおして感じたことを占い師目線でお話しています。
第7回目の今日は、自分占いについて…です。
質問いただきました。「占い師さんって自分の日常生活を占って過ごしてるんですか?」
自分占い。。。私はやってますねー。
人によっては、自分を占うのはダメとか、主観が入ってカードが読めないからやらないとか言われる占い師さんもいらっしゃいますが、私の場合は、占う内容によるんですけど、やっています。
そもそも、占いをする理由って、不安だから、解決策をみつけたいからといった理由からだと思うんですよね。
それでいうと、私がタロット占い師になったのも、『自分の不安要素を取り除きたい』というのがあったからなんです。
先日、子どもに「ママはどうして占い師になったん?」と聞かれまして。
その時、私が返した答えっていうのが、子どもに対する答えなので、めちゃ幼い内容になってしまうんですが。。結構、核心を突いていたなーとあとから気づいた内容でした。
どんな風に答えたかというと、
「ママはねー、きっと他の人よりもすごい心配症なんよ。子どものときは、運動会のかけっこでドベになったらどーしよ。参観日の前の日は、ちゃんと手をあげて発表できるやろかー?って心配してねー。結局、心配しただけ、反対に頑張るけん、悪い結果にはならんかったんよね。ほやけど、大人になっても、何か気になることあったらなんでもかんでもできるかなー?大丈夫かなー?って心配してたんよ。
それで、ある時、どーしたらこの心配性がなくなるかなー?って思ってたら、
「あ、占いや!」って頭に降りてきたんよ。なんか、自分が安心できる何かがそこにあるって思って、占いの勉強始めてたんよねー。」と答えていました。
今振り返ってみても、私が占いをするようになったのは「不安を取り除く」ことが原点でしたねー。
占い師になってよかったことは、自分占いで不安が解消されるようになったので、他の人に愚痴とか心配事やらをぐちゃぐちゃ話すことがなくなりました。
あらためて、じゃあ、私はどんな自分占いをしているかというと、今日はどんな日になる?から始まって、何に気を付けたらいい?、こんな事があったんやけど、相手はどういうつもりで私にあんなことを言ったんやろう?とか、このままの状態でいくと、これは今後どうなっていきますか?などなど、カードを一枚引いて確認したり、何枚ものカードを引いて読み解いたりしてます。
印象に残っている自分占いでは、こんなことがありました。
夫が転職活動をしていた時の話なんですが、転職先が決まるまでの数か月間、私のパート収入だけの暮らしになってて。
GWやったか、6月の姪っ子のお誕生日会だったかに親族で集まる機会があって、夫の実家に家族で行ったんですね。みんなで食事してわいわい楽しく話してたんですけど、夫だけ別の用事があったんで、先に家に帰ったんです。
そうしたら、義理のお母さんときょうだい夫婦から、
「兄ちゃん、転職活動中やけどキミノさん大丈夫?生活大変なんやないん?
いつ決まるかわからんのに、不安やない?」
ってすごーーーく心配されたんです。
それで、あーー、みんな結構、夫が今、無職っていうことにすごく心配してるんやなーと思ったんと同時に、一緒にいる私の不安はどれほどのもんやろうか??とそっちの方もすごく気になっているんやなーと感じました。
とはいえ、その当時の私なんですが、親族のみんなにはすごく心配されたんですが、あんまり夫の転職活動に不安はなかったんです。
それはなぜかというと、転職先は必ずみつかる!っていうはっきりとした自信があって、むしろ、見つからんほうがおかしいでしょ。って思ってたところもあるんです。だから、早く腰をすえて就活してくれよーって気持ちはやっぱりありました。でも、そこで夫を焦らすようなことをしなかったのは、私がタロット占いで出した、
彼はどんな仕事につけるか?
いつ転職先が決まるか?
という結果を信じて待っていたからだと思います。
それで、すごーく心配する親族に言ったのが、
「ほうよねー、確かにいつ転職先が決まるかわからんと私の収入だけでの生活は大変やし、不安にもなると思うよねー。それで、私はねー、自分が占い師やから「いつ転職先が決まるか?」って占ってみたんよ。そしたら8月って出てたから、それまでには決まるんや!って思ったら、「どこでもいいから求人でてる所にどんどん応募しい!」って本人をせっついて焦らせたりしないでおこう、って思えたんよねー。
で、今は、本人が自分で見つけた転職エージェントに履歴書送って、担当者さんに就職相談しているし、ちゃんと行動もしてるから、まあ8月まではゆっくり見てたらいっかーって思ってるんよ」
と話しました。そのときが5月か6月だったから、まだ2,3カ月はゆっくり静観したらいいわーと結構のんきに構えてましたね。
それで、結局、どうなったかというと、8月に採用が決まって、すぐ研修。9月から仕事が始まりました。前職よりも居心地がいい会社のようで、焦らせなくてよかったなーと思っています。
この話、嘘みたいな本当の話なんですが、自分占いをするメリットって何かというと、「自分を安心させるためのもの」だと思うんです。
不安なことが頭をよぎると、
あーしたらいいんかな?
こーしたらいいんかな?って、
「あーでもない、こーでもない」
って考えてしまって、その結果、余計なことを相手に言ってしまったり、不快な気持ちを他の人にも伝染させてしまいかねません。
そういう面では、私は自分占いをするようになってずいぶんと自分自身の気持ちが落ち着いて、不要な心配が減りました。
占いは怪しいと思う方もいるけれど、こうやって、安心のツールとして利用している人間もいるんだねと知ってもらえたら嬉しいです。
この番組では、こんな話を聞いてみたい、私はこんな風に思ったなど、コメント欄・レターにてお知らせいただけると励みになります。
それでは今日はこのへんで。
タロット占い師キミノでした。
最後までお聞きくださりありがとうございました。