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いなべ市議会議員 篠原史紀 しのはらふみのり WEB

否定しっぱなしは無意味①

2022.01.07 09:51

時々、政治家というのは、サンドバックではないかと考える時があります。

考えてみれば、エネルギーの法則的に考えれば、誰かが、何らかがストレスのはけ口にならねばならない。リーダーとは、それを受け取れる者。資質であるのかもしれません。

さて、何かを主張すれば、必ず反対意見(否定)があるのは、多様性を肯定する中、至極、当たり前のことです。また、異論(否定)がなければ多角的な視野を獲得することもできず、時々、必要となる自己批判は、豊かに生きるための必然とも言えます。

(ひろゆき氏や成田悠輔氏いわく、多様化と分断は同義。特に、各自の価値や趣味に合わせて自然に選び取るネットワールド世代においては、分断は拡大しつつある)

ぶれないことが是とされる場合が多いですが、ふれないことは固執につながり、また、思考停止に繋がる。突然変異をベースにした進化が、命の歩みであるのなら、生命の本質は、変異であり、変化こそが文明のベクトルと言える。

では、なぜ、ぶれないことが是とされるのか。もしかしたら、絶対的な神を求めることにつながる、あこがれ、なのかもしれない。

決して掴むことができない生成流転の中、安住の地のような固定化され、決して侵されることがない自分しかいない無人島(もやは無人ではないが)はパラダイスになりえます。

パラダイスは幻想、非日常であり、これを創り出すのが神という文脈であろう。

しかし、固定化は、生命科学的に見たらエネルギー交換がなくなった、つまり死とも言えます。(続きは、また書きます)


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