多摩事務所→取材→コヂカラニッポン
明日発売となる一部週刊誌に、
「多摩在住で当選 都民ファーストのヒロインは渋谷区在住」
なる記事が掲載される見通しとなっています。しかしながらこちらの記事内容については、そのほとんどが誤りであることから、こちらでしっかりと説明・反論させていただきたいと思います。
結論から申し上げますと、私斉藤れいなの居住実態および住民票はどちらも明確に多摩市にあり、都民の皆様の信頼を裏切るようなことは一切しておりません。
まず、指摘されている居住実態の証明については、過去数年分の水道光熱費の支払い明細も全てとってあり、私が引越してから、もともと実家である多摩市自宅の光熱費が一人分きちんと増えていることは明白です。「居住実態がない」とする記事の指摘は、この1点をとってもまったく当たりません。
さらに、着替えの洗濯物や毎日出るゴミ、地元スーパーの領収証などの状況を見ていただきましたら、それが明らかであることがわかっていただけると思います。
そして、私の主人と子供たちの住民票は現在渋谷区にあります。また、子供たちの通う預かり保育ありの幼稚園と認証保育園は都内にあります。
多摩市の自宅近くで認可園に入ることができなかったため、認可園の定期利用の枠に入れていただいてはおりますが、定期利用枠だとお迎えが17時に伺わなければならないため、実際には未だそちらは利用できておりません。
多摩に17時に迎えに行くには、東京都議会を15時30分頃には出ないといけません。毎日、それは非常に難しいからです。
多摩市に相談して、単願制度で来年春には認証園に入園することができそうですが、それまでは定期利用枠しか頂けていないのが現状です。子供を安全かつ健やかに育てつつ、議員としての仕事を全うしたい、その一心で主人との役割分担も果たしながら、私自身が母としてまた議員として最善を尽くすべく奔走しています。
議会や委員会、部会が遅く終わる時で主人が仕事でいない時などは夜は私が子供たちと渋谷区におります。私の仕事時間によっては、思い切って二人とも園を休ませて自宅で両親とシッターさんに見ていただいたり、主人の両親に見ていただく時もあります。このような育児真っ只中の慌ただしい状況ですが、私自身は週の半分以上は多摩の自宅に帰っており、居住実態としては十分に多摩市と言えるものだと考えています。
また記事の中では、「多摩の事務所に誰もいない」かのように記載されている部分がありますが、こちらについても訂正いたします。
多摩市関戸の事務所は、徐々にではありますが開設させていただいております。電話もFAXもメールももちろんつながっておりまして、地元の方からの陳情や請願は7月末からお受けしております。事務所は現在週3日、基本的に月水金で開所しております。ただ、私自身が都議会におり多摩市事務所にいられないことも多いため、面会は基本予約制とさせていただいております。
高齢者の方や、移動が難しい方など、陳情をお持ちくださる方の状況によりましては、関戸の事務所よりもその方のご自宅に近い方が良いと考える場合もあり、自分が近くに行かせていただく形でお話を伺っております。
都議会に行くのが週に4日程度、地元の方にお会いする日や東京都主催・もしくは地元のイベントなどに出席するのが残りの3日程度のイメージです。
加えて、記事中で「高級マンション」なる表現をされている渋谷区のマンションについては、高級賃貸などではなく、築45年以上の古い分譲物件ではありますが、主人と力を合わせて長男が生まれてからローンで購入した物件です。
先週、文教委員会が終わった直後の廊下で新潮の記者様にも、上記のような事実関係を懇切丁寧にお伝えしたところでしたが、その内容がほとんど記事には書かれていなかったことが大変遺憾です。
待機児童問題をなぜ多摩市稲城市で訴えるのか?と選挙期間中にも市民の方から言われたことがありました。多摩市で預けられないなら他に引っ越せばいいと。多摩市は他に課題がたくさんあるのだと。
南多摩に高齢化の問題や多摩ニュータウンの再生の課題、地域商店街の活性化や環境政策、都市整備問題など様々な問題があることは明らかです。
しかし、その中で私があえて訴えさせていただいた待機児童問題においては、東京都内の区市町村ごとに保育の格差があってはなりませんし、何より、この先増えて行く学童保育の格差、教育の格差といったものも是正して行かなくては、子供の数が減っている多摩市においては特に、生産世代の流出が止まらないのではないかという懸念があったからです。
全ての子供達の健やかな成長と前向きな居場所の確保のために、できることはなんでもする所存です。
なお本日、当該の記事を読んで取材にきた複数のメディアは「調査の結果、週刊誌の記事は放送にたりる内容ではない」と判断され、放送は見送られる見通しとなっています。賢明なるご判断に感謝したいと思います。
最後に、繰り返しになりますが、各種法令に一切触れていないのは勿論のこと、都民・有権者の皆様に事実と異なることを申し上げたことは一度もありません。
しかしながら、今回このような報道が出てしまい、皆様にご心配をおかけしてしまったことを深くお詫びするとともに、今後とも厳しいご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。
今日は地元事務所の諸々が終わってから、文京区にてコヂカラジャパンのフォーラムに参加させていただきましたが、その報告はまた改めて書くことにいたします。