エネルギーの流れを知り、運を開くー黄道十二宮一覧
エネルギーとは、風のようなものです。
向かい風の中、前に進もうとすれば当然進みにくくなります。
エネルギーの流れを知ることで、エネルギーの追い風に乗り、流れるように運を開く。
- 陰陽(+、−)
- 3区分(活動宮、不動宮、柔軟宮)
- 四大元素・エレメント(火、土、風、水)
- 天体
- 星座・サイン
これらは、占星術において宇宙エネルギーを構成する要素です。
この5つの要素で、大まかなエネルギーの流れを読みます。
まずはひとつずつ説明していきます。
陰と陽
占星術の一年は、春分、牡羊座から始まります。
牡羊座から交互に陰陽のエネルギーが循環していきます。
陽のエネルギーとは、外側へ向かうエネルギー (行動・実行)
陰のエネルギーとは、内側へ向かうエネルギー (内省・計画)
行動(陽)→内省・計画(陰)→実行・行動→内省・計画→…を繰り返していきます。
陽のエネルギーで行動を起こし、その行動の結果生じた事柄を、陰のエネルギーで省みて、解決策を練る。
そしてその解決策を陽のエネルギーで実行に移します。
陽のエネルギーの時に内省や内観をしても原因や解決策はなかなか見つかりにくく、
陰のエネルギーの時に行動を起こしても上手く行きにくいということです。
「最近何をやってもだめ」そんな時は、エネルギーの流れを確認すると、
陰のエネルギーの時かもしれません。
エネルギーの流れと同じ方向に自分もエネルギーを流すのが、運の流れに乗るコツです。
3区分
3区分とは、活動、不動、柔軟という3つの性質のことです。
活動→不動→柔軟を1セットとして、年に4回これを繰り返します。
活動宮 (牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)
新しく始める力が強いサイン。変化を好み、積極的に物事に取り組む。
不動宮 (牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)
粘り強く努力する力が強いサイン。
柔軟宮 (双子座、乙女座、射手座、魚座)
文字通り柔軟性に優れたサイン。発展させる力。
活動宮は新しく始めたり行動を起こすことを得意としますが、
それを継続させたり安定させることが苦手なので、次の不動宮で継続、安定させます。
不動宮はその安定感ゆえに頑固ですから、発展性が見込めません。
そこで、次の柔軟宮で発展させ、また新たに始めていく…
という流れになります。
この活動宮の起点は、春分、夏至、秋分、冬至になっており、この3区分のサイクルは意識しやすいと思います。
四大元素
火、土、風、水の4つのエネルギー
火→土→風→水を1セットとして、年に3回繰り返します。
火 (牡羊座、獅子座、射手座)
火のエネルギーは上昇させる力。情熱。自身の能力を高める力を持ちます。
火のエレメントは全て陽のエネルギーになります。
情熱を原動力として、自身の能力を高めるために行動する時期。
地 (牡牛座、乙女座、山羊座)
地のエネルギーは降ろす力。現実化。物事を安定させる。アイデアを形にする。
地のエレメントは全て陰のエネルギーです。
火のサインで行動した結果を元に、反省・内省、企画・計画を主とし、調整する時期。
風 (双子座、天秤座、水瓶座)
風のエネルギーは広げる力。思考。可能性の模索。チャレンジ精神。コラボレーション。
風のエレメントは全て陽のエネルギーになります。
火のサインでは情熱を原動力に行動を起こしましたが、ここでは、地のサインでの計画を元に
発展性を模索しながら、思考能力を使って行動していきます。
水 (蟹座、蠍座、魚座)
水のエネルギーは混ざり合い、一体となる力。感情。境界線を溶かす。
水のエレメントは全て陰のエネルギーです。
水には全てをひとつにする力があります。
火、地、風での経験全てを混ぜ合わせ、その境界線を溶かし、そこから新しい可能性を見出していく。
それは、新たな情熱となる。
陰陽、3区分、四大元素を説明しましたが、どれも、起点となるのは行動です。
それは、まず、行動しなければ、何も始まらず、運も掴めないということ。
あれこれ考えても考えがまとまらないのは、情報(経験)が足りないからです。
迷ったら、頭で考えるより動く。
そうすれば情報が集まり、おのずと考えが纏まっていきます。
この時、陽のエネルギーで行動を起こし、陰のエネルギーで思考をすれば、物事はスムーズに流れていきます。