秋のしもふさクリテ2017 (前編)
秋のしもふさクリテ2017 (前編)2時間耐久+6周クリテ
2017年9月18日(月)
台風の影響が心配された しもふさクリテリウム
アップダウンのある1.5kmフレンドパーク下総運動公園内サイクリングコースでの自転車イベントにカンフー大将がアンダー12で出場するのに便乗して、中年オジサマ2名とサイクルプロジェクトの女性ライダーで元AMBCOたかみん氏(ホビー出場なので、通称で書きます。)が、イベント最初の2時間耐久ソロとその後のランク別クリテリウム(中年オジサマはビギナー2クラス、たかみん氏は女子部門)にエントリーして、サイクリングクラブのAMBCOとしてはオジサマ二人がクリテリウムに出ると言うのは初めてとなりました。
筆者も寸前まで出場出来るかどうかを検討していましたが、自転車手伝いイベントが他方から要請が多く日程が定まらないことから、エントリーを断念しています。
前日が最高気温20℃、当日が朝から気温がグングンあがり最高気温34℃と言う天気が良過ぎて良いのか悪いのか、秋に相応しくない環境の中で、8:00スタートで2時間耐久がスタートしました。
脚のある人には「登りは全体の1/4で一か所、下りが半分。」と言うことですが、登りはコースの半分、下りが2/5が近い表現だと思います。
厳しい登りと言っても距離は短いのでアウターで行けてしまうのですが、時間経過と共にジリジリと脚を虐めだし、1時間も走っていると参加者の殆どが登りの速度が遅くなり、苦しい表情に変っていきます。
コース外周をカメラ片手に歩いていても、太陽の位置が高くなるにつれ気温は激しく上昇していき、台風の置き土産の強風が南から田んぼを走り、会場コースの下り部分で向かい風となってライダー達を恨みでもあるかのように苛めていました。
前週の朝練の時には「耐久はウォーミングアップで30分走ったら休憩して、その後は軽く流すよ」と言ってたオジサマ達は、いざ走り出すと本性なのか習性なのか休憩をすることなく、気持ちで走ってしまいました。
カンフー大将がコース横で見ているプレッシャーみたいなものを感じていたのかも知れませんし、予定になかったクラブのジャンボ夫妻が応援に駆け付けてくれて長い時間撮影をしてくれていたからかも知れません。
後半に入り、涼しげに走っている通称:アリ氏、と何か今一乗っていない通称:チネリ氏。
違和感を感じてコース外でカメラを構えていた筆者のところで停止してしまいました。
「エアー抜けてるよね~!」
確かに半分は抜けてます。「木馬に戻るので交換しましょう!」
コースの一番低いところから駐車場の一番高い所へとカメラを抱えてランニングで登ります。「チューブラーなんだよね。スタート前に入れた時からなんか違和感あったんだよね。」
もう、考えてる時間はありません。タイヤをベリベリと剥がし、ノリもつけずに空気を入れてコース復帰しました。
(後日、外したタイヤは特にエアー漏れは無く、バルブに異物が挟まったのではないかとの結論になりました。)
この時に思ったのは、遊びとは言え、やっぱりスペアーのホイールが必要と言うことでした。出場するからには、ひとつでも上の順位でゴールしたい。それはライダーの気持ちです。チーム耐久なら、誰かのホイールに交換して走ってしまうのですが・・・。
筆者のサポートは今回は失敗でした。
反省その1です。
殆どのライダーが速度を究極まで落して登ってくる坂道の先にゴールがあります。
身体を左に右に揺すりながらも最後の力を振り絞って登ってくる姿をファインダーから観ていると、「いいなぁ。」 只管いいな。と感じました。
ラストの合図が会場に響くと、全体の速度も上がります。
前方の男子集団に入り込んでレースを運んでいた たかみん氏 も表情が厳しくなり速度アップ。 最終的には女子3位で表彰台となりました。
オジサマ二人も、それぞれゴールすると「ぃや~。終わったぁ・・・。お腹いっぱい!」の表情です。
「死んだだろうなぁ~~。もう走れないだろうなぁ~~~。」
気温は朝の出発時よりも6℃上昇していました。30℃を越えるのに多くの時間は必要ありません。
そして、弱くなってきたとは言え、時々突風が会場を走ります。
たかみんの3位表彰台を撮影しながら
カンフー大将の出番が気になります。
ずっと年長の仲間たちとレースに出ている大将は、今回の同様です。
たかみん ロードでの初表彰台 おめでとう!!
::::: 筆者オーバル