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無条件の信頼ー「その子個人を見る」「急かさない」を支えるもの

2017.09.07 11:50



ラオスではね、その昔小学校へ入学する基準が


「手を挙げ、頭の上を通って反対側の耳が掴めるか=身体的な発育を満たしているか」


だったみたい。




戸籍がない子どももいる中、身体の発育が一つの基準になった、ということ。



日本では戸籍上6歳になれば各家庭に「小学校入学通知書」のようなものが送られて

みんな義務教育の小学校へ入学します。



身体、知能、どちらがどのくらい発育しようと、一定の歳になると学校に入って教育を受ける。



一方ラオスは

知能の発育が早くても身体の発育が遅いと入学できない、

知能の発育が遅くても身体の発育が早いと入学できる。




これはこれでもどかしい部分もあるだろうけど、


「その子個人を見る」「急かさない」


という意味において

子どもの成長を信頼し、待つことができるとも言えます。




わたしたちはついつい「基準」を満たそうと

欠けている部分に注目しがちですが、

その子個人の発育を見、

「この子は出来るようになる」という無条件の信頼をもって待てる大人になりたい、

自戒をこめて😊



写真は反対側の耳に届くかチェックやってみた図。



コレ、頭傾げてるしギリギリ危ないんちゃーう?!(≧∇≦)