抜群の英陽唐辛子で美味しい料理を~
韓国料理といえば、赤い唐辛子。そして栄養満点の美味しい唐辛子といえば慶尚北道 英陽郡の特産品である唐辛子が一番有名です。
英陽郡は先祖の崇高な魂がこもっている多くの文化遺産とホタルが棲息する天恵のすばらしい自然の景観を保有している清らかな地域で朝鮮時代から続く同族村があり、昔ながらの文化をいまも継承しています。中でも象徴的なのがトゥドゥル村における『飲食知味方』の発見であり、これは載寧李氏の家系に伝えられたハングルで書いた最初の料理書です。英陽市ではこの料理を再現し、実際に味を見ることのできる体験プログラムを観光の目玉にしています。また、この地域の主な産業は農業であり、全国的に名産地として有名な唐辛子をはじめ、高冷地野菜や、リンゴ、ナシ、モモ、ブドウ、スイカといった果物類、シイタケ、ツルニンジンなどが特産品として人気を集めています。
特に、英陽唐辛子は高冷地で栽培され糖質含量が多く、ビタミンA、ビタミンC含量が多いだけでなく実が大きくて果皮が厚く唐辛子粉がたくさんできます。青唐辛子、赤唐辛子は実が大きくて繊維質が少なく甘みが多いので味も抜群です。
* 英陽唐辛子の特性
味と香りがすばらしく、色が鮮やかできれい。
唐辛子粉は水に浮いて比較的少なく使っても濃い味が出せる。
中大果種で実の表面が滑らか。
唐辛子粉が多くできて質感がよく種が少ない。
辛さが適当で糖度が高い。
実の形がよくて果皮が厚く平均初期数量が多い。
* 英陽唐辛子の優秀性
日照時間が長く日較差が大きい。
唐辛子栽培適地の土壌(埴壤土)条件を備えている。
栽培農家の大部分が唐辛子栽培専門家である。
品種選択、栽培管理要領、乾燥技術が他の地域より進んでいる。
全国で特化の割合が一番高く、スビチョ等の英陽在来特殊品種を栽培する。