新年明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。
昨年中は未だ生まれたての子鹿の如く弱々しい弊社の割には、自治体からの入札のターゲットになる製品が複数出たり、いくつかの地域における地産地消の取り組みに弊社製品が採用されたり、産官学の地域マイクログリッドへの取り組みに参画したりと、十分過ぎるご褒美をいただきました。
周りにいてくださる各社、方々のおかげと感謝しております。
しかし寒いですね…、本当に(T_T)
地球温暖化が正直信じられません(笑)
(残念ながらかなりのスピードで進んでますが…)
年末から年始にかけてかなりのニュースが更新されていますが、目立つのは再エネへの向かい風であることが多いようです。
例えば美作市の太陽光パネル税。
もちろんメガソーラーが自然を壊して再エネ礼賛するのは断固NGですが、それでも導入事後の目的税は違うような気もしますし、何よりもカーボンニュートラルに向けては冷水になりそうなのは心配です。
これに似ていますが、発電側課金の施行予定時期が2024年に先送りされましたが、此方はまさに国の施策、方向性に冷水をを浴びせないという思いのようで、継続審議になりました。
真逆なベクトルが混在していますね。
他にもEUでは再エネを拡大する為にではありますが、増えていく再エネを需給調整する為に小型原子炉やLNGをプッシュする方向に舵を切ったとのニュースがありましたが、オーストリアなどのように猛烈に反発している国も多く、再エネありきなのか?、原発や天然ガスでいいのか?、そもそもこれって温暖化に悪くない?…なんてことも含め、世界の皆さんもこんがらがってるようです。
今朝のニュースからも一つだけ。
岸田総理が予てより言われていた系統増強に2兆円を超える投資を想定し、政府として再エネの拡大を猛プッシュしていくというもののようです。
特に北海道や東北に集中する洋上風力発電を最大の需要地である東京に直流送電することを含め、なかなかに面白い施策ではありますが、べっぴんさんで有名な環境スピーカーである竹内さんがコメントしていますが、そもそも再エネって地産地消、ディストリビューティッド電源(分散電源)の筈なので、これも違うんじゃないの?…って思ったりもしました。
2022年度から始まるエネルギー供給強靭化法はまさに再エネを主力電源として捉え、地産地消の取り組みを地域に任せるというものなので、日本も迷走しているようですね。
意見はたくさんあって、それぞれが意見を問うことは絶対に必要ですが、こんなふうに風見鶏の如く右を向いたり左を向いたりしていたら、肝心要な何をすべきかということを忘れてしまいそうで怖いです。
SequencEnergyとは過去から現在、そして未来へと連綿と続くエネルギーの流れを表した社名ですが、少なくともこの意味に恥じないよう、ブレずに前を見て歩いて行きたいと思いました。
本年もよろしくお願い申し上げます。