高橋名人似で爆発しない方の鈴木さんを国民的アイドルにしてみた20
1996年に発売されたゲームなのに、すでに「国民的アイドル」を目指すという言葉のチョイスが素晴らしかったゲームがありました。
すずきさんを「国民的アイドル」にするべく1年間の活動をフォローしていきます。
『あいどるプロモーション~すずきゆみえ』(Amazon)
前回は見事、海外に留学エンドを見たのですが、そうなると極端に少ないファン数だけど、とりあえず1年間を乗り切ってしまったエンドも見たいものです。
そもそものバッドエンドの仕組みがわかっていませんけど、それでも現状のファン数を考えると、5000人を切った時にもう一つくらいバッドエンドがあると思うんですよ。
なので、極力ファン数を増やさないで1年を乗り切るための作戦を考えながら進行したく思っています。
てなわけで、18回目の挑戦。
ゲーム開始時の所持金が720万円。
毎月の事務所の家賃や公共料金等に35万円かかり、「すずきゆみえ」への給料の最低金額は8万5千円。
「休暇」→「家にいる」を実行すると6千円なので、30日間実行し続けると18万円。
これらの金額で1年間過ごすと615000円×12か月=738万円。
なんとなくこのあたりの金額から割り出した初期の所持金のようですね。
まぁ、365日で計算するともう少しかかるんでしょうけど、まぁいいや。
ということで、今回大事なのは、最終的には月615000円で過ごせるところまではお金稼ぎをできる状態を作る、ということです。
なので、ジャズダンスで基礎体力と色気を上げつつ、礼儀作法もしっかりと上げて、プロモーション写真作製はするけどプロモーションビデオ作製はしない、堅実的な経営を行っていきます。
ステータスをひたすら上げていくノウハウはすでにあるので、効率よくレッスンをこなしつつ、休暇はステータスが下がらなくて金額の安いカラオケと映画を採用。
儲けと所持金のバランスを考え、615000円×残りの月よりも所持金が高くなった時点で勝負開始となります。
そう、今日から彼女の生活が変わります。
グラビアで知名度を上げて、映画を見て評論家的な立ち位置のフリをしつつ、最終的には家に引きこもり、ニートに終わる感じでしょうか。
ここで注目してもらいたいことが2点あります。
1つは、気力がかなり下がっていること。
毎月の給料を85000円にしているため、毎月給料日に気力が下がっています。
これまではレッスンで気力が上がっていたのですが、これからは下がる一方です。
すでに赤字で下がり切っている感があるのに……。
そして、もう1つはファンがすでにいること。
ファンがいると毎月10日にファンクラブの会費が入ります。
2000人のファンがいると30万円くらい入っています。
これに対して会報を作ると20万円くらいの出費があります。
今回はこの部分の計算をしないでざっくりとしたところで挑戦していますけど、本格的に少ないファン数でクリアしたい人はまだまだ調整が可能だと思います。
まぁ、実際のところ、終盤に想定外のことがあり、出費があったので、あんまりギリギリを狙いすぎるのも危険だとは思いますが。
「休暇」→「家にいる」の場合、体力と基礎体力が減るため、ずっと続けていると、家で休んでいるだけなのに、病気になることがあるんですよ。
インフルエンザに感染すると療養中は1日3万円の出費になるのでご注意ください。
結果、最終的にファン数は2080人。
所持金は616300円という意外と大きな金額で終えることになりました。
で、国民的アイドルになれなかった「すずきゆみえ」はどうなったかというと……。
演歌歌手だそうです。
いや、演歌歌手だって「国民的アイドル」がなってもいいんじゃないの?
というか、「国民的アイドル」をした結果、演歌歌手をしている人だっているのに、ちょっとひどいなぁ、という感想しか出てきません。
うーん、もうやりきったかな。
もう一つだけ、どうしても試してみたい「国民的アイドル」があるので、次回は最終回としてぜひとも最高のアイドルを実現しようかと思います。
最近発売された本でも今作の紹介部分を担当したので、書店で見つけた方は是非チェックしてみてください。
『懐かしのプレイステーションコンプリートブック 語ろう! 僕たちの初代プレステ (メディアックスMOOK)』(Amazon)
まぁ、本ではランキングの中でちょっと触れているだけで、このブログの方が濃い内容になっているけど。