高橋名人似で爆発しない方の鈴木さんを国民的アイドルにしてみたFINAL
1996年に発売されたゲームなのに、すでに「国民的アイドル」を目指すという言葉のチョイスが素晴らしかったゲームがありました。
すずきさんを「国民的アイドル」にするべく1年間の活動をフォローしていきます。
『あいどるプロモーション~すずきゆみえ』(Amazon)
過去18回の挑戦で、このゲームのノウハウはある程度身に着けたので、最後に最高の「国民的アイドル」を作ろうと思います。
てなわけで、最後の挑戦。
ものすごくどうでもいいことだけど、裏技を使って誕生日にプレゼントをもらってみたり。
ステータス的に何の意味もないのに、こんな裏技を入れ込んでどうするつもりだったのだろう、と思わずにいられません。
だって、この裏技だけのために誕生日を入力させるんですよ??
まぁ、ゲームに戻りますか。
芸能人として最低限の「色気」が必要で、「礼儀作法」が高くないとなかなかプロモーションから仕事が取れないため、この2つを上げるのは必須。
さらに、仕事によっては高い数値が必要なことはあっても、本人の能力よりも「ファン数」の方が、仕事が舞い込むきっかけになるので、「ファン数」は早めに上げておきたい。
あとは、ファン数に応じて仕事を切り替えていければ問題なし。
というわけで、仕事内容的には、最初はグラビア、ある程度ファンが増えてきたらテレビ関連、最終的には写真集を出しつつ、CDを出してコンサートをしつつ、映画にも出演できればベストですが、そのあたりは来た仕事をどのような配分で行うかによって変化してきます。
そんなわけで、3月まで順調にゲームを進行させると、ファン数は14,726人。
ここで最後の仕上げに入ります。
このゲームには、ストレスを上げ過ぎると失踪をするという特徴があります。
失踪したままゲームが終わり、それから「半年後」を見れば感動は一塩なのではないかと……。
毎日仕事を入れつつ、給料日には最低賃金の85000円まで減額、一気にストレスをためてみたところ、どうやら最終週には失踪しないようで、ストレスが150を超えても問題ありません。
まぁ、終盤にきていきなり狂った行動が出始めていたりはするのですが……。
失踪しない代わりにツーショット写真を撮られるというスキャンダルな展開。
これはもしかしてスキャンダルアイドルの誕生か!
ここで200万円を支払えばもみ消すことができるのですが、当然ながらもみ消しません。
さらにストレスをかけてやれ~という感じでしょうか。
すると最終日には仕事をすっぽかすという暴挙に出ました。
いやー、この展開、もっと早くやっておくべきだった。
まだまだバタバタしそうですもんね。
週刊誌のネタになるような展開がまだあったりしたのかな。
まぁ、その辺は興味のある方がお試しいただければと。
結局、最終的にファンの数は15481人になり、「すずきゆみえ」は大ホールでコンサートをする国民的アイドルになってしまいましたよ。
スキャンダルをもみ消さないで放置しても、何の問題もなく「国民的アイドル」になれたのだから、彼女の力は本物です。
もう、「すずきゆみえ」以上の国民的アイドルは出てこないだろう。
そんな思いを胸に抱いて、ボクは次のゲームへと向かうのでした。
最近発売された本でも今作の紹介部分を担当したので、書店で見つけた方は是非チェックしてみてください。
『懐かしのプレイステーションコンプリートブック 語ろう! 僕たちの初代プレステ (メディアックスMOOK)』(Amazon)
まぁ、本ではランキングの中でちょっと触れているだけで、このブログの方が濃い内容になっているけど。