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エアブラシ塗装はむずかしい?

2017.09.23 14:23

動画をアップしました。

今回からみもちゃん編です。


お花の模様を描きたいと言っていたみも。

でも、それってどんな塗装ならできるんだろう。。。


姉のめいとちょっと作戦会議して決めたのは、エアブラシを使ったマスキング塗装でした。


エアブラシって僕も使い始めて6年くらいでしょうか。

今では当たり前に使ってます。

価格も安くなったし敷居はだいぶ下がったんじゃないでしょうか。


我が家のエアブラシ導入のきっかけは、長女のめいがコンテストの副賞で手に入れたから。

GBWCで初めて日本大会優勝をしたときの作品「ザクのたたかい」は、あれすべて筆塗りです。

その副賞でエアブラシを手に入れて、翌年の作品から使ってます。


でも、エアブラシがあるから作品のレベルがアップする。。。ってことはないですね^^;

エアブラシにしかできない、というか便利にできる塗装方法というのはグラデーション塗装が筆頭にあげられるだろうけど。。。。

ガンプラじゃ、ほとんどベタ塗りですからね^^;

塗膜が薄くなるというのはすごいメリットですけど、一番のメリットは時間短縮でしょう。


(塗膜の薄さにこだわりたい、というのなら今のガンプラは出来もすばらしいし、成型色もいい。極端にいえば部分塗装だけ済むわけで、実は機体色の塗装って惰性でしているだけじゃね?って思うときがあります。いわゆる「かんたんフィニッシュ」を徹底的に見直してレギュラーな手法に考え直していくこともこれからのガンプラにはありえることかもとか思ったり。最近のバンダイのキットは、仕上げの方法について本当にいろいろ考えさせられます。キットの出来そのものがこれだけ変わってきているから、仕上げるほうの手法も変わってきていいんじゃないでしょうか)


エアブラシでささっと本体を塗装して、あとはほとんど筆による仕上げです。

塗装に時間をかけるのはほとんどソコなんですよね。(ジオラマ作品の場合)


「エアブラシさえあればなぁ・・・」と持っていないときは思うかもしれないけど、実はエアブラシってそんなにすごい魔法の道具でもないし、それがあればすごいものができるってわけでもない。


筆には筆にしかできない表現がたくさんあるし、奥深さと楽しさがあります。

筆だけで勝負しているというか、筆しか使わないモデラーさんもたっくさんいます。

そして、僕はどちらかというとそういう仕上げのほうが好きです。


と、いうことで、住環境とかいろんな要因で導入できなくて、エアブラシコンプレックスを持っている方に伝えたいのが今回の動画でございます。

「エアブラシなくて筆塗りしかできないんだぁ・・・」って方の作品、展示会などで話をうかがって見るんですけど、僕やめいは

「えー!筆でここまで仕上げたの!すげーーーー!!」ってめっちゃ食いつきます。

その難しさがわかるし、筆にしか出せない味が好きだからです。


テレビとかでね、画になりやすいからいつも塗装ブースでのエアブラシ塗装シーンが取り上げられて、見ている人は「すげー! 子供がエアブラシ! 塗装環境もあっていいなぁ!」とかいうリアクションをいただくんだけど、僕らはいつも、


え? 大事なのそこじゃないでしょ・・・。

もっと他のところですっごいがんばったり失敗したり自画自賛したりしてますよ・・・。

地味すぎて画にならないけど。。。


って思ってますw


と、エアブラシは別にすごくないし、それさえあればいいってもんじゃない、実は筆がいっちばんおもしろいし、むずかしー!

って思っているくせに便利だからエアブラシは絶対に手放すことはできない我が家なのでした^^;