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Michiko en México

災害について

2017.09.23 23:03

 9月8日のチャパス地震に続き、9月19日にプエブラ州とモレーロス州の州境付近を震源とする大地震がまた起きました。プエブラ州の州都プエブラ市チョルーラに留学していたので、ものすごく心配でしたが友人達は無事で、チョルーラにはそこまで大きな被害はないと友人は言っていました。

 ニュースでも報道されているので知っている人も多いでしょうが、プエブラ地震はメキシコシティにも大きな被害を与えました。職場の友人のなかでメキシコシティ周辺の友人と連絡が取れないと言っている人もいました。再び非常事態宣言が出され、外国人を数人含めた300人近い死者が出ています。

 大量の救援物資と世界各国から、救助犬を伴った救助隊がメキシコに到着し活動してくれています。日本からも来ています。9月23日の朝に強めの地震(余震?)がチャパスの方で起きました。メキシコシティでも再び起こるかもしれません。救助隊の方々にも気を付けてほしいです。

 メキシコ人のフレンドリー精神なのか、救援物資の収集と配送はものすごく早く、日本より早いよねと職場の日本人たちと話していました。レイノサでも街の至る所で救援物資の収集をしています。のんびり屋と称されるメキシコ人ですが、こういう時の行動の速さは日本人以上に感じました。(ハンドル握ったときものんびり屋は影を潜めます。笑)


「メキシコがヒーローであふれていることを示す25枚の写真」という記事のリンクを貼ります。


 FBには地震関係の記事があふれており、被害状況はもちろん子どもから老人まで、災害から立ち上がろうと作業の手伝いや食べ物や電源の提供等、市民も一丸となって頑張っている様子が見られます。

 しかし、学校に女の子が埋まっていた(救助の様子はTV中継された)、救助犬が命を落とした等フェイクの情報も多く、被害状況に関してもフェイクがあるかもしれないとのことです。しかも、救援物資を政府が管理すると次の選挙に利用するために保管しておくのではないかという予想や、国会の様子を利用した風刺画像もすでに出てきております。


 メディアではメキシコシティの様子がほとんどですが、チャパスやオアハカ地方、プエブラやメキシコシティ周辺やモレーロス州の小さな田舎町のことも忘れないでほしいです。チャパス州はメキシコでも最も貧しいとされ、オアハカ州は2番目です。これらの周辺の人里離れた村の住民は全滅したのではと推測する人もいます。そうでないことを祈る限りです。


 メキシコの地震も心配ですが、私はハリケーン・マリアが直撃したプエルトリコも心配です。ハリケーン・イルマの被害を受けたドミニカ共和国、ハイチ、キューバ、フロリダ等々。。そこにこれからマリアが向かいそうなので心配は尽きません。日本もこの間強い台風が通ったようだし、最近北朝鮮の黒電話がうるさいのでそれも心配です。


プエルトリコの様子


メキシコ、プエルトリコへの寄付受付


また各国の赤十字からも寄付ができます。

メキシコ赤十字

プエルトリコ赤十字(アメリカ)


 私の職場でもチャパス地震への募金やメキシコシティへの救援物資を募り、日本人一同として救援物資をがっつりおいてきました。

 また、被災地での日本語通訳が不足しているとのことで、上司から「もし必要なら行くか?」と言われました。日本からの救助隊には15~20名の候補者がついたそうですが、上司やその他の情報からすると、まだ日本語通訳は足りないようです。必要なら当然行きますがね。しかし、こちらの仕事との兼ね合いもあり、本当に行くかどうかはわかりません。


 なんか最近暗い話が多いですが、来週末に車が届きそうなので、次回は生活について書ければと思います。また9月16日は独立記念日でした。まぁ、ちょけましたよね(笑) 次の日の朝6時半まで飲んでたのは新記録(笑) 独立記念日にはPozole(ポソーレ)というスープを食べます。このスープはすごくおいしいです。同僚の家でパーティーをしたのですが、同僚の手作りです。この同僚の旦那は、ものすごくかっこいいです(笑)


 そして昨日はスーパー帰りに歩いていると、いつも利用する2軒隣の洗濯屋のおばちゃんに捕まり、飯食っていけと、ご飯もらいました。その日2回目の晩ごはんでした(笑)

 色々と起こってますが私は元気にやってます。あとはいち早い復興とレイノサの治安が落ち着くことを祈っています。