自信がない、迷っているときの「ハッタリ」のすすめ
開業を迷っている方、いまひとつネイリストとして自信を持てない方へ。
ミュージカル「アニー」をご覧になったことはありますか?
ちなみに、わたくし1982年版のアニーを映画館で観ております…確か同じ年にE.T.もやってたなあ…生まれていない方もいそうですね(遠い目)
さて、今回お伝えしたいのは、2014年の映画版&現代版アニーに出てくる台詞です。
アニーを養女に迎える大金持ちのスタックスさんが、ニューヨークの上空を飛ぶヘリコプターの中で、アニーの質問に答えます。
「スタックスさんはどうやって世界の王様になったの?」
「王様なんかじゃないけど、必死で働いた。
たくさん働くとその分チャンスも増える。
もらったカードがどんなに悪くても、それで勝負しなきゃいけない。」
「カードが1枚もない時は?」
「ハッタリかませる!」
しびれますよね…(私だけ?)
何度も巻き戻して見てしまうくらいこのシーンが好きです。
ハッタリというとマイナスイメージがあるかもしれませんが、私はひとつの大切な能力だと思っています。
誰しもはじめからその道を極めたプロフェッショナルではないですよね。
チャンスを得るのに「わたしなんてまだまだ…」と遠慮していてもはじまりません。
私はこれができます!と言い張るしかない。
言い張った上で、それに見合った実力をつけるべく努力するしかない。
ネイリストさん全員が日本一になる必要はないし、ご自分のエリア内で何かで1番になれればいい。まずそれを「目指す」ところからスタートですよね。
では、「何」で1番になれば良いか?
それは、まずは
自分が「好き」で「得意なこと」しかない!
と思います。
苦手で嫌いなことで1番になることは不可能ではないにしても、かなーり確率が低いと思われるからです。
とにかくフレンチが好きとか、ピンクが好きとか、ケアが好きとか、なんでもいいと思います。
ニーズがあってもなくてもいいんです。
自分に自信をつけるためですから。
やっていて苦にならないことで努力するのが一番効率的!
ちなみに、ここで人と比べる必要はありませんよ。
自分の中で好きで得意ならいいんです。
私は書くことが好きなのでこうして書いてますが、人と比べたらとたんに書けなくなりますから(^-^;
実力をつけるには継続が大切。落ち込んで継続できなくなるなら比べるのはヤメ!
力がついてきたら、人と比べてみるのもいいでしょう。
何かで1番になって自信がついたら、本当に必要なことが見えてきますよ!
さて、スタックスさんはさらに続けます。
「この街のいいところはな、誰でも勝負できるところだ。
何かを欲しいと願って、努力すればな。」
アニーの舞台はニューヨークですが、ネイル業界も同じだと思います。
学歴も何も関係ない!実力勝負の世界ですもの。
実は仕事嫌いだけどうまいことやって成功しちゃった!なんてありえない、きわめてまっとうな、フェアな世界。素晴らしいと思います。
そして、この道を選んだ時点で、あなたには十分に才能があります。
全く才能がなければ、そもそも目指さないしなれないですから!
(by ポリッシュをまともに塗れない望月啓子)