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クロネコのクロとボク

クロネコのクロを見つめて見る1001

2017.09.30 21:20

 ボクが帰ってくると、クロネコのクロはやっぱり、本棚の上の一番高い所で寝ていた。ボクを見ると、トン、トン、トンと降りてくる。


 でも、今日はいつもと勢いが違った。たった半日、買い物で出かけていただけなのに、まるで一ヶ月以上、ボクとあっていなかったかのように。そして、喉を鳴らしながらボクの足に擦りついてきた。これもいつものことだけれど、力強さが違う。ボクに全力で甘えている。右足から左足、内側から外側、左足から右足、そして外側から内側。八の字を描くように。


 ボクはそんなクロネコのクロの頭から首、肩から背中、腰、そして喉の下から右頬、左頬を順に撫でる。時折、鳴くクロネコのクロの声の特徴をきにしながら。


 そして落ち着くと、クロネコのクロは再び本棚の上の、一番高い所へ戻る。落ち着くまでの、時間もやたらと長かった。