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知らないと失敗。学生と社会人の3つのズレ。

2017.09.29 23:00

特に学生向けの企画をする時に忘れがちな事をまとめてみました。


1、時間感覚のズレ


学生は学生の時間感覚で生きている。

社会人はもっと細かい納期感覚で生きている。

だから、具体的に何分でやるのかを伝えていない場合には、

学生は作業が終わる時間だけしか計算しない。


それがグループディスカッションの場合には、

発表内容のまとめや、発表の順番、発表の仕方は計算の外となる。

これを忘れて「できてない!」と指摘すると、

そこにはもう反発の感情しか生まれてこない。


「伝えればやる世代」は良い意味で省エネ行動。

きちんと具体的な指示が必要になる。



2、金銭感覚のズレ


社会人の1万円は学生にとって10万円相当。

だから、2000円でもイベント参加は躊躇する。

それが自分の趣味なら安い2000円だったとしても、

興味のない社会人講話では高額な2000円になる。


インターンシップで交通費を支給する企業は3割弱。

もうちょっと出してあげる企業があっても良いと思う。

それこそ、まだ交通費出す企業の方がマイノリティなわけだし。

とはいえ、福岡から東京まで、となると厳しいだろうけど。


でもそれを逆に利用しているのがドワンゴ。

いまだにエントリーの時点で学生からお金を取るスタイル。

(指定地域の学生のみ)


これは、賛否両論あるけど。

少なくともエントリーをする段階でお金を払うのであれば、

本気でない学生を一定数は除くことができる。

さらに、お金を出す事で覚悟を決めることができる点は有効。


社会人でもそうだけど、

無料のセミナーほど、ドタキャンが多くなる。

有料セミナーほど、連絡をしてくれるようになる。

「キャンセルで返金してもらえますか」って(笑)


3、未来へのズレ


働くやりがいを説けば説くほど気持ちが離れていく。

働いたことのない人に、体系的な社会を教えても仕方ない。

具体例と失敗談で、ドキュメンタリーのように構成を意識する必要がある。


年が離れれば離れるほどギャップが起こりうる。

ちなみに話し手の年が自分に近ければ近いほど、学生はなんでも受け入れてくれる。


ズレっていうのは、世代的(時代的)な価値観の相違だから、

就職支援する側が、その価値観を吸収していく必要があると思う。

もはや給料、昇進だけでは誰も動かなくなってきている。

ビジネスマナー=「仮面のかぶり方」という認識で、本質的な意味が届かない。


どうしたら届くのだろう。

と、いうことで作っているのが、スマホアプリです。


とはいえ、全く進んでいないので。

そろそろ本格的に手伝ってくれる人を探しています。