インド
「しばらくこの辺にいるの?」
「いま何してるの?」
「また今度行くの?」
「久しぶり~」のあいさつの後には、
こう聞かれるようになって。
すっかりフーテンの寅さんのよう。
2014年から、気づいたらインドへ6回。
ラダックでのアートプロジェクトからはじまって、
先住民ワルリ族の村に惹かれ、
聖山アルナーチャラにはまり、
病にかかったかのように通い続けてきました。
そこの土地にいると、
懐かしくてたまらない!
という感覚で。
行く、というよりは、帰る、
故郷みたいな感じ。
そして今思うと、恋に似てた、とも思う。
今でも大好きで、いつでも行きたいけれど、
もっと落ち着いた気持ちになった気がする。
(愛に変わった??)
通い続けると、
日本にいる間しか稼げなかったのだけれど、
鎌倉でお店をしている友だちたちが、
ちょうどよく仕事をくれて。
短期で途切れ途切れでも、楽しく働かせてもらえて、
「こんな働き方ができるのかー!」と感心しながら、
ありがたーく過ごしてきました。
(お弁当 yukkohan、べつばらドーナツ、食堂 コバカバ、
和料理 日和、蕎麦 桶や、に感謝!)
去年に至っては、
長野でも働かせてもらっていたので、
2、3ヶ月ごとに住むところが変わって。
家すらももう、どこかなのかわからない感じで、
「こんな生き方もできるのかー!」と感心しながら、
やっぱりありがたーく過ごしていました。
(ゲストハウス&カフェ シャロムヒュッテ、湯俣温泉 晴嵐荘に感謝!)
そのときは夢中だから、
何も考えてなかったけど。
あとになってみれば、
ひえー!ほんとにそんなことしてたのか~、
って他人事のように思う。
今年はその頃に比べたら、
失速して、
内に向かってて。
悩んでるっていうほどでもないけれど、
意味もなく「う~~~ん」って言いたくなる感じ。
これが自分だ!ってものがなくなって、
まっさらで、その分、定まりにくくなった。
でもだいぶ、エンジンはあったまってきたかな。
昨冬から翌春にかけての4ヶ月、
聖なる山のそばで暮らして知ったことは、
瞑想やお祈りをメインに過ごしてたら、
何もいらないな…という、
すごく満たされた気持ちになったこと。
ただ座ってるだけで幸せで、
ずーっとそこに浸っていたくなるけれども、
3ヶ月もするとそれだけでは物足りなくなってきて、
やっぱり何かをしたくなるんだなってことも。
そのままの自分であるしあわせを、
人と分かち合いたくなったり。
あとは裸足で日常的に歩くと、
足裏が肉球化する!
固くてツルツルに~
そうそう!
足裏と言えば、
ワルリ族のワルリ画アーティスト兄弟が来日しています!
彼らのようなおもろい人たちがいたからこそ、
インドにはまってしまったのかもしれない。
(たくさんの出会いをくれる、ウォールアートプロジェクトに感謝!)
ちょいちょい停電になる村で作られた、
自作のホームページ。
載せてある作品も興味深いけれど、
ワルリ族自身がワルリ族の説明をしてる文って、
貴重な気がする。
まだまだ英語を使う人も少ないし、
読み書きを学んでない人も多いし。
☆MAYUR & TUSHAR
http://www.vayeda.in/work.html
「ワルリ族にもノアの方舟と似た民話があるんだよ」、
なーんて話を聞きながら、その絵の制作を手伝ったり。
(ひたすら点々を描くとか…地味!)
世界の各地がまだ交流してなかった時代に、同じものを残してる。
そのことが不思議なようで、やっぱりそうなのか…と思ったり。
写真は、ワルリの村で女性が井戸から水を運ぶシーン。
村の人たちの動きは、動物のように美しくって…。
ああ、なんだか、
また行きたくなっちゃうなー!