ゆめちゃん(中1)書き初め特訓5時間一本勝負。
子供たちの冬休みが連休も重なっているため、10日まであります。ゆめちゃんも書き初めを見て欲しいとのことで、おばさんは16時から出動しました。
ことちゃんは4日目なので、放牧しておくと、実はちょっとは見てほしかったらしく、「ひとみちゃんに見せるために書いた」と、アドレナリン多めの視線で私に言ってきました。(笑)しかしながら放牧が、自分でどうにかしなくては! という気持ちにさせたことができたようで、自立の経験になったように思います。以下は、タイムラプスで撮影したものです。筆の運び方など、本当にうまくなり、金賞争いのレーンに乗れたのではないかと思います。本当によく頑張りました!!!
そして、ゆめちゃん(中1)は、はじめての練習です。はじめての行書なのに、今ごろ? という感じではありましたが、1回の特訓でできるところまではいきましょう。
まずは、お手本を拡大コーピーするところからでした。学校からもらっているお手本を200%の拡大コピーをして、ようやく本番の8割の大きさという感じです。セロテープでつなぎ合わせて、実物大に近いお手本を用意できました。
それから、まずは1文字ずつの練習です。お手本を半紙の下に置いて、鉛筆で手本をなぞり、その上に書いてもらうようにしました。書きながら、筆の置き方、筆運びの際、意識すること、採点のポイントになりそうなところを抑えて教えていきました。
ゆめちゃんは、水泳を習っていないのに、見ているだけで泳げるみたいなところがあり、感覚で掴むのが速いです。観察していると、自分を脇において、素直に指導する側の意見を取り入れます。とても慎重で、筆をおく位置まで私に誘導をお願いしてきます。ずいぶん素直なので、本当に教えやすいです。そして、汲むのが速いので、サクサクと進めていけました。全部の文字をお手本を写して書く・・・を一通り終えて、早い段階で本番用紙へと進みました。
途中夕飯を食べ、休憩し再開。妹が帰宅したので、妹の視点でも教えることができ、硯も妹が所有している特大が登場し、墨も4000円台の高級墨がでてきちゃいました。(笑) さらにレベルアップしたころには22時を回っていました。
しかし「もう1枚やる!」と、ゆめちゃんは、やる気満々です。私は眠くなってきましたが、本日の最後の1枚を書くということで、集中して寄り添いました。
5時間でここまでできれば大したものです。きっと、小5,6年と書き初めを教えてきたことが、生かされていたのでしょう。今までの努力も肥やしになりました!
こうして並べてみると、時間を経て、だんだんと進化している様子がわかります。行書の初級編ではありますが、5時間の集中でここまで書ければ、最大限の力を発揮できたのではないでしょうか! 教え方がよかったのかな? と思わせてくれるような生徒でした。(笑)
ことちゃんも一人で、自分を修正できる境地まで行かれましたし、二人とも集中してよくがんばりました! お書初めを通しての交流、楽しい時間を過ごさせてもらいました。ありがとう。
そして、23時なのに送迎をしてくれた母、妹もありがとう。妹は身体が凝りすぎていたため、車の中でほぐしてあげました。マッサージ屋もできそうです。(笑)