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ある日の喜菜子さん

白い彼岸花

2017.09.27 07:54

白色っていうより、淡いクリーム色の彼岸花。 ↑

こんな色の彼岸花があったなんて!今まで知らなかった。初めて見た気がする。

ジュンの散歩で見つけた。こんな家の近所で咲いてたなんてちょっと驚き。


↑は家からもっと近いところで咲いてたよく見る赤い彼岸花。

この赤い彼岸花を見るといつも思い出すことがあって・・


高校のとき、クラスのみえちゃんが、古文の授業で、

上の句は思い出せないけど

「〇〇〇 燃ゆる想いの まんじゅしゃげ」という俳句を即興で作って

この色っぽい大人な作に、クラス中がザワ~ッてなって

”わぁ~!え?なんやなんや!そんな熱く想ってる人がもしかしているん?”って

雰囲気になってた。みえちゃん上手いなあ!すごいやん!て思った。


私はと言うと、即興で秋の句を作れ!って言われても、全然思い浮かばない。

制限時間が迫ってきたから、バタバタと慌てて作った句が

「稲の穂が サラサラゆれて 秋の風」詳しいとこまでは忘れたけど

ほぼこんな感じの句。小学生レベルやと思った。季語二つも入ってるし。


なんでこの状況を覚えてるのかと言うと

クラスで各々作った俳句を、授業の終わりに代表が集めて、

その中からよかったと思う作品を5~6つ皆で選んで発表するということで

みえちゃんの”まんじゅしゃげ”の句が選ばれたのはもちろん、

私の句もみんなの前で発表されて「え?マジか!なんでぇ!」と思ったのを覚えてる。

びっくり!めちゃ恥ずかしい!と思った。

彼女の”まんじゅしゃげ”の句と、

苦しまぎれに作った、全然気持ちが入ってない私の句が選ばれたことが

違う意味で私の中で、インパクトが強かったのだろう・・


あの時、どういう気で皆は私の句を選んだんだろ?

他の人のがよほどひどい作だったのか?。

それともてきと~~に選んだのか?

今となってはもう分からないけど・・


こんどクラス会があれば、

”まんじゅしゃげ”のおとな女子やったみえちゃんに、

上の句は何やったか、聞いてみようと思ってる。

彼女は覚えてるだろか??