MSマウント
ミニ四駆製作用の「ジグ」を扱う、レーサー目線のツールブランドである『M's Lab』様から『MSマウント』をご提供頂きました。
万人のレーサー、誰でも便利というタイプのツールではありません。が、MSシャーシの前後ユニット加工を行う方には、強い味方です。
そもそも「ジグ(治具)」とは何かというところから。
ミニ四駆における用法としては、「一定のパーツ加工を手助けする、定規代わりとなるツール」といったところでしょうか。
『MSマウント』に関しても、このツールで何が出来るかというよりも、「これまでやっていた作業の効率が上がるぞ!」と感じた方に向けているといえましょう。
今回はテストとして、ユニットの底を削り、バンパーの取り付け位置を高くしてみました。
横から部品を組み合わせ、ユニットをマウントします。
二種類のパーツがあるのは、裏表の使い分け用。長さが違います。
今回は底の削りに対応したパーツをチョイスします。
今回は単純な加工だったので、ボール盤と組み合わせて、フリーハンドで使用。
水平が出れば問題なし、といったところです。
切削に使うビットは、適宜選択です。
ボール盤の正規の使用法からは外れるので、細心の注意で!
こんな感じになります。プレートの厚みが1.5mm弱ということで、およそ1.6mmほど削ってあります。
横から見て、こんな感じ。段差がついているのがわかります。
近年は24mmを切る小径タイヤが主流なので、バンパーを持ち上げる加工が注目されています。
このように、あくまでも「やりたい作業を補助するツール」です。
使えば誰もがレベルアップ、という類いではありません。
ですが、この記事を見てピンときた方にはオススメ。
効率アップの一助になります。
工具スペースご利用にて、一式お使いいただけます。
スタッフまで声をおかけください!