フィルムならではの写りと味
2017.09.27 14:12
今や(昔も?)誰からも相手にされない京セラのAF一眼レフ、230AFと35-70mmの標準ズームレンズを携えて散歩に出掛けました。ジージーというレンズの駆動音とキュイ~ン、ガー!というシャッターと巻き上げの大きな音が五感を刺激し、撮影意欲を駆り立ててくれます。バリオゾナーになるはずだったという噂の標準ズームレンズはその噂どおりの線の細かな素晴らしい写りを見せてくれます。そして郷愁を誘うフィルムならではの饒舌さ。。。日付を入れることでいっそう胸がときめきます。
「ハイレゾはすごいぞ、いいぞ!ベストだ!」と考えていた人がある時久しぶりにレコードを聴いてみて「あれ、なんだこれ、ハイレゾより音に厚みがあっていいじゃないか」ってことも多々あるはずです。新しいものがすべてにおいて優れているというわけではないのが趣味の世界の面白さです。スペックというよりも感覚の世界です。
今やデジタルばかりで、、というあなたもいかがですか、久しぶりにフィルムカメラを手にしてみませんか。