Be the change that you wish to see in the world
先日のブログで書いたのですが、何気なく交わした挨拶をきっかけに仲良くなったカフェの店長さんとご飯に行ってきました。
彼女と話していて、ふと思い浮かんだ言葉は、マハトマ・ ガンジーの「Be the change that you wish to see in the world.(世界の中で自分が見たいと思う変化に、 あなたがなりなさい)」。
アメリカに約1年住んでいて、一番好きだなと思う文化は、 知らない人とすれ違う時、目があったらニコッと笑いかけたり、 挨拶をすること。
エレベーターに乗り合わせた時も同じ。
例え知らない人とでも、笑顔やちょっとした言葉を交わせると、その日1日気持ちがいいものです。
この文化に慣れた後に日本の満員電車や、人混みの殺伐とした雰囲気を思い出すと日本に帰りたくなくなる…という話を何気なく彼女にしたところ、「もしそう感じるなら、日本に帰った後、あなたの行動を少しだけでもいいから変えてみて」と言われました。
東京に四年間住んでいた彼女は、カフェやコンビニで買い物した時、店員さんに挨拶されたら必ずニコッと笑って会話をしていたそう。
中には、彼女が挨拶を返すと「言葉を返してくれたのはあなたが初めて」と言って涙を流した店員さんもいたとのこと。
とある日には、いつも利用しているコンビニの店員さんに「いつもお世話になっているから」とお菓子の詰め合わせを持って行ったら、すごく喜んでもらえて、帰国する際には店員さんみんなからの寄せ書きをもらったんだとか。
「特に都心部にいると、日本人は他人に無関心に見えるけど、心の中ではちょっとした繋がりを求めていると思う」という彼女の言葉には説得力があり、何だかジーンとしました。
もちろん、彼女が外国人だからできたということもあるかもしれない。
でも、自分が違和感を覚えることには、行動を起こさないとなぁと強く感じました。
アメリカ生活に慣れた今、どうしてもまだこの街で過ごしていたい…という気持ちが強くなってしまっているのですが、半年後帰国したら、日本の良さに目を向けつつも、「もっとこうしたらいいのに」と感じることに対しては小さくてもいいから行動していこう、と思います。